レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年07月15日
- 登録日時
- 2014/11/05 00:30
- 更新日時
- 2015/10/30 00:30
- 管理番号
- 2D20140813
- 質問
-
解決
野菜・果物で、日本では種や皮を捨てているもので、外国では食べているような例を探したい。
- 回答
-
『ケンブリッジ世界の食物史大百科事典 5 食物用語辞典』(Kenneth F.Kiple/編 朝倉書店 2005.6)
p.99 スイカ「スイカの種子は乾燥、焙煎、塩添加ののち、食用とされる。」
p.139 ドングリ「北米では、アメリカ先住民はドングリを粉にしてパン やお粥をつくり…。」
p.165 パンプキンシード「パンプキンの種子は乾燥させ、塩味をつけ て少し油を加えて褐色色になるまでローストされる。また食用オイルがとれる、ペーストにされてスープにとろみをつけたり、そのほかの台所用に利用される。」
p.171 ヒマワリ油と種子「乾燥したヒマワリの種子はスナックになった。」
との記載がありました。
『食事の文化 : 世界の民族 : ゼミナール』(梅棹 忠夫/[ほか]著 朝日新聞社,1980.9)
p.156「メロンの種子を乾かして臼でつきそれをスープの中に入れたりする。」との記述がありました。
商用データベース「ジャパンナレッジ」日本大百科全書
「カボチャ」の食品・利用の項目に 「海外では花も食用とされ、市場で売られている。」との記載がありました。
また日本と違う食べ方について
『世界の食材探検術 : 比較食文化論食糧・野菜編』(吉村 作治/著 集英社 1995.7)
p.197「バナナの皮ごと焚き火で蒸し焼きにして食べる方法です。」との記述がありました。
『世界の保存食 : 考えよう!「もったいない」・食料・環境 2』(谷澤 容子/著 星の環会 2007.11)
p.26「ミャンマーには茶葉を発酵させたつけもののような食べるお茶があります。」との記述がありました。
- 回答プロセス
-
1.当館所蔵資料を、フリーワード : “世界”ד食物”ד食生活”で検索、94件ヒット
『ケンブリッジ世界の食物史大百科事典 5 食物用語辞典』(Kenneth F.Kiple/編 朝倉書店 2005.6)
にスイカ・ドングリ・パンプキンシード・ヒマワリの種子の食用の記載あり
2.当館所蔵資料を、フリーワード :“世界”ד野菜”× 分類383 で検索、34件ヒット
・『世界の食材探検術 : 比較食文化論食糧・野菜編』(吉村 作治/著 集英社 1995.7)
p.197 食用バナナについて記述あり。
・『世界の保存食 : 考えよう!「もったいない」・食料・環境 2』(谷澤容子/著 星の環会 2007.11)
p.26 食べるお茶についての記述あり。
3.当館所蔵資料を、 フリーワード : “世界”ד食事”ד文化”×分類383で検索
『食事の文化 : 世界の民族 : ゼミナール』(梅棹 忠夫/[ほか]著 朝日新聞社,1980.9)
p.156 アフリカでのスイカやウリ、メロンの種子の食用について記述あり。
4.商用データベース 「ジャパンナレッジ」 日本大百科全書
「カボチャ」の項目に食品・利用について記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 参考資料
-
- 当館書誌ID <0010998881> ケンブリッジ世界の食物史大百科事典 5 食物用語辞典 Kenneth F.Kiple/[編] 朝倉書店 2005.6 9784254435351
- 当館書誌ID <0011543667> 世界の保存食 -考えよう!「もったいない」・食料・環境- 2 野菜の保存食 谷澤 容子/著 星の環会 2007.11 978-4-89294-456-7
- 当館書誌ID <0000464067> 世界の食材探検術 -比較食文化論食糧・野菜編- 吉村 作治/著 集英社 1995.7 4-08-783091-8
- 当館書誌ID <0080062963> 食事の文化 -世界の民族- 梅棹 忠夫/[ほか]著 朝日新聞社 1980.9
- 商用データベース「JapanKnowledge(ジャパンナレッジ)」
- キーワード
-
- 野菜
- 果物
- 種
- 皮
- 食用
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000161756