レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年12月16日
- 登録日時
- 2021/02/12 12:19
- 更新日時
- 2021/03/25 14:26
- 管理番号
- 中央-1-0021463
- 質問
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解決
さいたま市南区大谷場(北足立郡大谷場村→谷田村大字大谷場→浦和市大谷場)に関する郷土資料はあるか。
特に江戸時代から大正時代頃の住民の名が確認できるものや、村の旧家の由緒について触れられている資料を探している。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
(1)『うらわ文化 特集第8号』浦和市郷土文化会/編 浦和市郷土文化会 1991年
p12~21「旧家の屋号・通称号について 旧大谷場地区を中心に」の章に、以下の記述がある。
・旧家の屋号・通称号についての考察
・苗字別戸数一覧表
・旧大谷場地区内旧家の屋号・通称号の一覧表
・旧大谷場地区内旧家の屋号・通称号の分類の一覧表
・結び
「旧大谷場地区内旧家の屋号・通称号の一覧表」の説明には「明治九年戸口調査時、在村した七一戸の中、昭和六三年一月一日現在、続いて在住する六六戸について、各戸の屋号・通称号は次の通りである。但し通称号は、屋号とは異なり時代により変化することもあるので、かならずしも江戸時代からのものだけではない」とあり、「屋号(通称号)」「仝上いはれ 沿革等」「現住所 氏名」が書かれている。
その他にも、大谷場について書かれている郷土資料はあったが、旧家の由緒や住民の名が記載されているものは見つからなかった。参考までに、調査に使用した資料を紹介した。
(2)『郷土大谷場の生いたち』小池平次郎 1991年
大谷場の歴史についてまとめられた一冊。
(3)『武蔵国郡村誌 第2巻』埼玉県/編纂 埼玉県立図書館 1954年
p88~91「大谷場村」
字地、人口、道路、神社、古跡などについて書かれている。
(4)『浦和市立郷土博物館研究調査報告書 第4集』浦和市立郷土博物館/編 浦和市立郷土博物館 1977年
p35~45「浦和の検地帳について」有本修一
p39に「大谷場村」の項があり、「同所の小池平治郎家に元禄三年九月の検地水帳6冊がある。いたみがひどく、開けないものもある。また、同家には、享保一八年十一月の見取場検地帳、宝暦の新田検地各一冊がある。」と書かれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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以下の資料は確認済み。
・『埼玉苗字辞典』 全4巻 茂木和平 著 茂木和平 2004~2008年
・『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 角川書店 1980年
・『日本歴史地名大系 11 埼玉県の地名』 平凡社 1993年
・『新編武蔵風土記稿 第7巻 (大日本地誌大系 13)』蘆田伊人 編集校訂 根本誠二 補訂 雄山閣 1996年
・『浦和市史』 各巻
- NDC
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- 関東地方 (213 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- さいたま市南区
- 大谷場
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000293763