レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/03/17
- 登録日時
- 2014/07/16 00:30
- 更新日時
- 2014/08/25 13:44
- 管理番号
- 0000000214
- 質問
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解決
ニューヨーク公共図書館の前にライオンの像があるのはなぜか。図書館とライオンの関係を知りたい。
- 回答
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菅谷/明子著「未来をつくる図書館 ニューヨークからの報告(岩波新書 新赤版 837)」 では、ニューヨーク公共図書館の成立について詳細な記述があり、ライオン像がニューヨーク公共図書館の象徴としてPRによく使われていることが分かる。
また、荒俣/宏文 大村/次郷写真「獅子 王権と魔除けのシンボル」では、『動物寓意譚』と称されるギリシア語文献に、ライオンの習性として眠る時も目を閉じぬことがあげられ、 その特性から見張り番の役を果たす寓意装飾となったとある。さらに、ライオンの紋章や象徴が全世界でみとめられる実例として、ライオン像の写真多数が収録されている。
ニューヨーク公共図書館とライオン像の直接の関係説明には至らないが、ライオン像が図書館の入り口に置かれた理由にはなると思われるので、この2冊の本を提供した。
- 回答プロセス
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始めにアメリカの図書館関係及び建築の本を探したが、ライオン像の記述がほとんどなかった。
そこで、シンボルや伝承としてのライオンについての本を探して、ライオン像が建物や門に置かれた理由が分かった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗習慣.民俗学.民族学 (38 9版)
- 参考資料
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- 1 未来をつくる図書館 菅谷/明子?著 岩波書店 2003.9 081.6/137/837 p152-184
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2 獅子 荒俣/宏?文 大村/次郷?写真 集英社 2000.12 387/10044 p106-108 -
3 世界大百科事典 29 改訂新版 平凡社 2007.9 R031/10011/29 p290 中段
- キーワード
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- ライオン
- 図書館
- アメリカ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000156193