レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年02月13日
- 登録日時
- 2020/02/13 09:54
- 更新日時
- 2020/03/01 08:58
- 管理番号
- 中央-郷-2020-0002
- 質問
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解決
頼杏坪(らいきょうへい)の歌日記につて、次のことが知りたい。『五日市町誌 上巻』p.187~188に「頼杏坪先生 歌日記 抄」が載っている。その出典が確認できる資料を知りたい。
- 回答
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資料③に該当の記載が見つかりました。また資料②の「与楽園叢書巻43」(よらくえんそうしょ)は、当館がマイクロフィルムを所蔵しています。閲覧希望の場合は、事前にお電話でお問い合わせください、日程の調整をさせていただきます。
- 回答プロセス
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1.自館所蔵資料を「頼杏坪」のキーワードで検索し、資料①、②を確認したところ、以下のことがわかりました。
➀『頼杏坪展 頼山陽史跡資料館開館一周年記念特別展』頼山陽記念文化財団/〔編〕 頼山陽記念文化財団 1996年
p.27~38図版解説のp.33「30 頼杏坪先生雲石詩稿」で、和文の紀行文『しほゆあみの記』が残されていることがわかりました。
➁『頼杏坪と運甓居』頼杏坪先生伝を読む会/編 頼杏坪先生伝を読む会 1999年
p.128「しほゆあみの記」についての説明が掲載されていました。「与楽園叢書巻43」に収録されていることがわかりました。
p.220「杏坪事績年表」に、「1820(文政3)年/65歳/石見、出雲に遊ぶ。「しほゆあみの記」を著作」と記載されていました。
2.自館所蔵資料を「しほゆあみの記」のキーワードで検索したところ、該当する資料は見つかりませんでしたが、国立国会図書館サーチを「しほゆあみの記」のキーワードで検索したところ、以下の資料に収録されていることがわかったため、自館所蔵資料を確認しました。
③『広島県史 第3編』広島県/編 臨川書店 1972年
p.679~699に『志ほゆあみの記』が掲載されていました。p.696~698が『五日市町誌 上巻』に該当する部分でした。
以下の資料では確認できませんでした。
・『頼杏坪とその時代』広島県立歴史民俗資料館/編 広島県立歴史民俗資料館 2010年
・『頼杏坪先生傳』重田 定一/著 積善館書店 1908年
・『杏坪先生』重田 定一/著 広島県賀茂郡教育会 1910年
・『頼杏坪先生』間下 多吉/編 広島県教育会 1933年
・『日本古典文学大系 第89巻』山岸 徳平/校注 岩波書店 1966年
・『十旬花月帖 天・地・人』頼 杏坪/〔編〕広島市立中央図書館 1979年
・『詩集日本漢詩 第10巻』富士川 英郎/〔ほか〕編 汲古書院 1986年
・『芸備歴史散歩 続』益田 与一/著 益田与一 1993年
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 中国地方 (217)
- 参考資料
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頼杏坪展 : 頼山陽史跡資料館一周年記念特別展. 頼山陽記念文化財団, 1996. (頼山陽史跡資料館展示図録 ; 第2冊)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I069172135-00 -
広島県 編 , 広島県. 広島縣史 第3編. 臨川書店, 1972.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I003843287-00 -
頼杏坪先生伝を読む会編 , 頼杏坪先生伝を読む会. 頼杏坪と運甓居 : 備北での足跡. 頼杏坪先生伝を読む会, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I000658497-00
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頼杏坪展 : 頼山陽史跡資料館一周年記念特別展. 頼山陽記念文化財団, 1996. (頼山陽史跡資料館展示図録 ; 第2冊)
- キーワード
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- 頼杏坪
- 日記
- 紀行文
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000273889