レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/02/10
- 登録日時
- 2023/03/02 00:30
- 更新日時
- 2023/03/11 11:22
- 管理番号
- 秋田-2884
- 質問
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解決
横手市平鹿町の「浅舞名物 長まんじゅう」の歴史や由来についてわかる資料はあるか。また、秋田魁新報に掲載された長まんじゅうの記事があれば知りたい。
- 回答
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以下の資料を案内。
①『横手のお菓子屋さん』(秋田県平鹿地域振興局/企画、秋田県平鹿地域振興局、2007、291.8/アヨ/郷)資料番号:129140000
②『平鹿町史』(平鹿町史編纂委員会/編、平鹿町、1984、214.8/ヒヒ/郷)資料番号:124022252
③横手市 石川菓子店ホームページ 長まんじゅう
https://ishikawa-kashi.jp/1/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/nagamanju-2/(確認日:2023.2.8)
④秋田魁新報2008年10月15日朝刊25面「〈ふるさと彩発見・横手の味力〉よこての食こぼれ話」
⑤『新秋田叢書 第7巻』(今村義孝/監修、歴史図書社、1971、081.7/イシ/7)資料番号: 124034257
- 回答プロセス
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1.所蔵資料調査にて「横手」「菓子」をキーワードに検索。下記資料が該当。
①『横手のお菓子屋さん』(秋田県平鹿地域振興局/企画、秋田県平鹿地域振興局、2007、291.8/アヨ/郷)資料番号:129140000
→P10-P11 石川菓子店の項に「かつて初めて「長まんじゅう」を作ったお菓子屋は、今はもうなく、いったんは「長まんじゅう」作りも途絶えたが、その後復活し、平鹿町では数店舗で作っている。縦に長い形が特徴で、中にはこしあんが入っている」との記載あり。また、大森屋菓子店の項にて「長い形からその名がついた」との記載あり。
2.『平鹿町史』を確認。
②『平鹿町史』(平鹿町史編纂委員会/編、平鹿町、1984、214.8/ヒヒ/郷)資料番号:124022252
→P656 菓子屋の項に「浅舞の盆踊の地「浅舞名物八幡ナリトに岩見センベイ、サットシテ、長マンジュウ」と語られ浅舞を代表する名菓になっていた。(中略)長まんじゅうは江原家で作られ三店とも売り残すことはなかったという」との記載あり。
3.インターネットにて「長まんじゅう」をキーワードに検索。下記ウェブサイトが該当。
③横手市 石川菓子店ホームページ 長まんじゅう
https://ishikawa-kashi.jp/1/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/nagamanju-2/(確認日:2023.2.8)
→長まんじゅうに関する記載あり。
4.さきがけデータベース(当館導入有料データベース)検索(キーワード:長まんじゅう)。
④秋田魁新報2008年10月15日朝刊25面「〈ふるさと彩発見・横手の味力〉よこての食こぼれ話」
5.4の記事より「横手まんじゅう」について下記資料に記載あり。
⑤『新秋田叢書 第7巻』(今村義孝/監修、歴史図書社、1971、081.7/イシ/7)資料番号:124034257
→P230-231 伊頭園茶話 三の巻「十二月十六日御囲ニ而御茶之湯御夕会右は従(中略)御茶くわし(横手まんちう 皮付やうじ)」との記載あり。
記載のなかった資料は以下の通り。
×『浅舞史料集』(平鹿町中央公民館/編、平鹿町、1990、214.8/ヒア/郷)
×『日本銘菓辞典』(山本候充/編著、東京堂出版、2004、R588.3/ヤニ/)
×『横手市史 特別編 文化・民俗』(横手市/編、横手市、2006、214.8/ヨヨ/郷)
×『羽後浅舞町近傍見聞書 1〜6・続』(寺田伝一郎/著、 A214.8/40/ )
×『秋田の駄菓子物語』(浅利尚介/著、秋田魁新報社、1993、 588/アア/郷 )
×『秋田文化 21号〜40号 』(秋田文化編集部/編、秋田文化編集部、1958〜1959、 A051/240/21-40 )
×『月刊羽後公論 281号〜286号』(羽後公論社/編、羽後公論社、1991〜1992、 A051/47/281-286)
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2)
- 技術 (5)
- 参考資料
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- 横手のお菓子屋さん秋田県平鹿地域振興局/企画秋田県平鹿地域振興局
- 平鹿町史平鹿町史編纂委員会/編平鹿町
- 新秋田叢書第7巻今村義孝/監修歴史図書社
- キーワード
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- 長まんじゅう(ナガマンジュウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000329741