レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/08/10
- 登録日時
- 2016/01/30 00:30
- 更新日時
- 2016/01/31 16:44
- 管理番号
- 所沢柳瀬-2015-010
- 質問
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解決
アリが大きなエサの周りに小石や土玉をおくのはなぜか。
- 回答
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以下の資料にアリの習性について記述があります。
〇『今森光彦昆虫記』 今森光彦/著 福音館書店 1988年
〇『アリに知恵はあるか? 石井象二郎/文 偕成社 1991年
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の内容確認
〇『今森光彦昆虫記』 今森光彦/著 福音館書店 1988年
p132 アリの捕食に関する記述あり。「アリは巣に運べないほどおおきなエサを見つけると小石や土玉を運んで周りを囲んでいき最後にはすっかり隠してしまう。これは外敵からエサをとられないようにするため。隠したエサはその場で中に潜り込んで食べつくしてしまう。」という箇所が該当。
2 記述のなかった資料
×『今森光彦世界昆虫記』 今森光彦/著 福音館書店 1994年
×『アリ 』 佐藤有恒/指導 国土社 1988年
×『アリの一日』 七尾純/構成・文 偕成社 1978年
×『海野和男のワクワクむしずかん 7』 海野和男/写真・文 新日本出版社 2010年
×『キノコを育てるアリ 』 高家博成/監修 新日本出版社 2007年
×『クロクサアリのひみつ 』 山口進/写真・文 アリス館 1998年
×『あり』 小林勇/ぶん・え 福音館書店 1982年
×『アリ!?ずかん』 山口進/写真・文 アリス館 2005年
×『アリの世界』 栗林慧/著 あかね書房 2005年
×『クロナガアリ 』 七尾純/構成 偕成社 1978年
×『うまれたよ!アリ』 山口進/写真 岩崎書店 2011年
×『クロヤマアリ』 今泉吉典/監修 教育社 1987年
×『アリからみると』 桑原隆一/文 福音館書店 2004年
×『すみれとあり』 矢間芳子/さく 福音館書店 2002年
×『アリ』 近藤正樹/指導 学研 1979年
×『ファーブルこんちゅう記 6』 ファーブル/[著] 小峰書店 2006年
×『社会性昆虫の生態』 松本忠夫/著 小峰書店 1983年
×『樹の中の虫の不思議な生活』 柴田叡弌/編著 東海大学出版会 2006年
×『アリたちとの大冒険』 マーク・W.モフェット/著 化学同人 2013年
3 後日調査による追加資料
〇『アリに知恵はあるか?』 石井象二郎/文 偕成社 1991年
p67-73 アリがキャラメルの周囲に砂や枯葉を置く行動について記述あり。「(前略)このトビイロシワアリの行動は、たいへんりこうのようにみえます。大きな獲物があり、とても一ぴきでは巣にはこぶことができません。ほうっておくと、ほかのアリがきて、獲物をよこどりしてしまうかもしれません。発見したトビイロシワアリは、獲物があることを巣のなかまたちに知らせ、なかまたちが力をあわせて砂などをはこび、獲物をおおいかくしたのです。」
- 事前調査事項
- NDC
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- 昆虫類 (486 9版)
- 参考資料
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- 今森光彦昆虫記 今森光彦/著 福音館書店 1988.7 486.1 4-8340-0810-X
- アリに知恵はあるか? 石井象二郎/文 偕成社 1991.12 486.7 4-03-634480-3
- キーワード
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- 昆虫
- 蟻
- クロアリ
- 餌
- 捕食
- 土玉
- アリ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000187687