レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年1月10日
- 登録日時
- 2023/09/06 13:22
- 更新日時
- 2023/09/23 09:23
- 管理番号
- 中央-1-0021653
- 質問
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解決
介護予防と機能訓練について書かれている書籍を借りたい。主に要介護度進行予防のアプローチの仕方について書いてあるもの。できれば5Sについて書いてあるものが欲しいが、なければ一般的な内容でも構わない。
- 回答
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5Sについて明記されている資料は見つからず。
5Sのうち「整理」「整頓」「清潔」に関連しそうな介護予防の資料、また、一般的な介護度進行予防のアプローチの仕方について書かれている資料を紹介した。
●整理、整頓、清潔に関連する資料
『転倒予防のすべてがわかる本』松本健史/著 講談社 2018年
『転ばないからだづくり 楽しくできる介護予防 転倒予防と介護予防のポイントをイラストと写真で具体的に解説した実践ガイド!!』川崎美織/著 田中国彦/著 三好春樹/監修 関西看護出版 2008年
『ボケない片づけ 一生自分で片づけられる5つのステップ』高橋和子/著 CCCメディアハウス 2017年
●介護度進行予防の運動面からのアプローチ
『イラストでわかる!介護がいらなくなる驚異のリハビリ デイサービスから生まれたやさしく無理のない動き』山下哲司/著 宝島社 2016年
『介護状態にならないためのかんたん運動プログラム 1日1分でもOK』レコードブック/著 田中喜代次/運動プログラム監修 自由国民社 2022年
『すぐ役に立つ脳と心の介護予防フィットネス 老齢期の認知機能・うつに対応したQOL向上運動・実践ガイド』石井千惠/[ほか]著 誠文堂新光社 2015年
『介護予防のための運動器の機能向上マニュアル』佐竹恵治/編著 金澤奈緒美/[ほか]共著 建帛社 2006年
●介護度進行予防の口腔面からのアプローチ
『介護予防のための口腔機能向上マニュアル』菊谷武/編著 西脇恵子/共著 田村文誉/共著 建帛社 2006年
『介護予防と口腔機能の向上Q&A』新庄文明/[ほか]編著 医歯薬出版 2006年
- 回答プロセス
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はじめに「5S」について調べる。
・『最新5Sの基本と実践がよ〜くわかる本 第2版』石川秀人/著 秀和システム 2019年
p32~33「5Sとは」
p32に“5Sとは、整理/整頓/清掃/清潔/躾のそれぞれの頭文字の「S」を取ったものです。”とあり。職場環境の維持改善で用いられるスローガンであることが分かる。
「5S 介護」等のキーワードで調べると、介護施設での取組について書かれているものが多くヒットし、質問と若干方向性が異なる。
そこで、介護の書架から一般的な介護予防や機能訓練の本を直接確認。5Sとの関連もふまえて調査する。
・『転倒予防のすべてがわかる本』松本健史/著 講談社 2018年
転倒予防をテーマに、環境設定の留意点、介助方法、効果的な体操などを紹介した本。
p49~78 第3章「転ばない環境をつくろう」
「整理」「整頓」に関連
・『転ばないからだづくり 楽しくできる介護予防 転倒予防と介護予防のポイントをイラストと写真で具体的に解説した実践ガイド!!』川崎美織/著 田中国彦/著 三好春樹/監修 関西看護出版 2008年
転倒予防、介護予防のための体操、足爪のケア、フットセラピーなどを紹介した本。
p61~81 第2章「転ばない足をつくる・Ⅰ 足爪のケア」
足や爪を清潔にしたりマッサージしたりする、といったケア全般について解説。
「清潔」に関連
・『ボケない片づけ 一生自分で片づけられる5つのステップ』高橋和子/著 CCCメディアハウス 2017年
整理整頓でボケ防止をねらった本。
「整理」「整頓」に関連
・『イラストでわかる!介護がいらなくなる驚異のリハビリ デイサービスから生まれたやさしく無理のない動き』山下哲司/著 宝島社 2016年
パワーリハビリで介護度が改善した例を掲載。
・『介護状態にならないためのかんたん運動プログラム 1日1分でもOK』レコードブック/著 田中喜代次/運動プログラム監修 自由国民社 2022年
軽度の介護状態の方が、機能訓練を通じて介護状態を脱することを主な目的とした、リハビリ型デイサービス「レコードブック」の運動プログラムを、自宅で実践できるようにまとめている。
・『すぐ役に立つ脳と心の介護予防フィットネス 老齢期の認知機能・うつに対応したQOL向上運動・実践ガイド』石井千惠/[ほか]著 誠文堂新光社 2015年
1章に介護予防運動教室の事例、3章に介護予防運動の実践的なプログラムあり。
・『介護予防のための運動器の機能向上マニュアル』佐竹恵治/編著 金澤奈緒美/[ほか]共著 建帛社 2006年
身体機能面における生活自立度を高める重要な介護予防の一環として、運動器の向上をめざすための具体的なプログラム例を掲載している。
・『介護予防のための口腔機能向上マニュアル』菊谷武/編著 西脇恵子/共著 田村文誉/共著 建帛社 2006年
高齢者の口腔機能の向上のためのサービスを解説。
・『介護予防と口腔機能の向上Q&A』新庄文明/[ほか]編著 医歯薬出版 2006年
介護予防における「口腔機能の向上」を中心に、高齢者の「口腔ケア」の全体像が見渡せるようQ&A形式で解説。
下記資料には参考になる記述なし。
×『要介護度改善ケアガイドブック 栄養改善・口腔ケア・運動・フットケアなど10項目の予防・改善策を解説!』岩下由加里/著 日総研出版 2006年
×『栄養改善のアクティビティ 楽しく続ける』熊谷修/著 東京都高齢者研究・福祉振興財団/監修 ひかりのくに 2006年
×『介護予防のための栄養指導・栄養支援ハンドブック』馬場園明/編著 荒木登茂子/[ほか]著 化学同人 2009年
×『実践事例で学ぶ介護予防ケアマネジメントガイドブック』辻一郎/監修 三菱総合研究所ヒューマン・ケア研究グループ/編集 中央法規出版 2007年
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- 介護予防
- 機能訓練
- 5S
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000338307