レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/06/24
- 登録日時
- 2021/12/17 00:30
- 更新日時
- 2021/12/17 10:02
- 管理番号
- 関町-R1004642
- 質問
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解決
京都府の地名である「天使突抜」の由来と所在地を知りたい。
- 回答
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以下の資料を参考にしてください。
・『京都の地名由来辞典』 源城政好/編 東京堂出版 2005.12 (ISBN4-490-10683-1)
p.109「天使突抜1丁目」について記載あり。
所在地は下京区の地名で「南北に通る東中筋通(ひがしなかすじどおり)をはさむ両側町」。
由来については、「天正18年(1590)豊臣秀吉による京都改造の一環として、五条天神社の境内地を拓き新しく南北に通る街路を通した。
そのため、新街路は「天使突抜通(現在は東中筋通)」と称され、その進路をはさんで形成された両側町を、北から天使突抜1丁目~4丁目と
称したとする」とある。
・『角川日本地名大辞典 26-[1] 』「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1982.7
P.978 てんしつきぬけ 天使突抜〈下京区〉
「[近世~近代]略 天正18年豊臣秀吉の洛中都市改造によって新しくひらかれた町。天使社とも号された五条天神社に至る南北の通りの両側に
町並みが形成され、これが町名の由来という。」
・『関西道路地図』 昭文社 2021.2 (ISBN978-4-398-63263-0)
p.115 B2 「東中筋通」、「天使突抜」1丁目~4丁目あり。
- 回答プロセス
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1.業務端末で「京都」「地名」で検索。数件ヒット。
2.そのうちの『京都の地名由来辞典』(ISBN4-490-10683-1)で「天使突抜」で調べると、所在地と由来について記載あり。案内。
3.『関西道路地図』(ISBN978-4-398-63263-0)で、「東中筋通」と「天使突抜」1丁目~4丁目の所在地を案内。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 京都の地名由来辞典 源城政好/編 東京堂出版 2005.12 291.62 4-490-10683-1
- 関西道路地図 昭文社 2021.2 291.6 978-4-398-63263-0
- 角川日本地名大辞典 26-[1] 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1982.7 291.033
- キーワード
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- 天使突抜
- 京都東中筋通
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献についての調査
- 内容種別
- 資料提供(練馬区所蔵)
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000309146