レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/8/30
- 登録日時
- 2018/12/05 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:39
- 管理番号
- M18092816190506
- 質問
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人間が生存可能な体温の上限が知りたい。
- 回答
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「体温」の限界について記載のあった次の3冊を紹介した。
①『人体のしくみとはたらき』には、「身体を構成する蛋白質の中には、42℃を超えると熱凝固するものがあり、高体温は生命に危険である。」と記載されている。
②『人間の許容限界事典』には、「42℃以上では10数時間で死にいたる危険性が高くなり、44℃をこえると短時間でも酸素系に不可逆的な変化が生じ、回復できなくなる。」と記載されている。また、「図24.3 核心部体温の区分」の中に、生存の上限に当たる体温が記載されている。
③『体温のバイオロジー』には、「核心温が上昇した場合の限界温は42℃とされている。この温度になると、細胞の生化学反応で不可逆的な反応が起こり、死につながる。さらに、45℃になると短時間でも死の危険がある。」と記載されている。また、「健常人および種々の状態における直腸温と体温調節機能、生存の限界」というグラフも紹介されており、ヒトの生存の上限と下限の体温の目安が分かるようになっている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 基礎医学 (491 9版)
- 参考資料
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①澤口彰子,栗原久『人体のしくみとはたらき』 朝倉書店,2015,6,155p. 参照はp.145.
②山崎昌廣,坂本和義,関邦博『人間の許容限界事典』 朝倉書店,2005,16,1014p. 参照はp.163-165.
③山蔭道明『体温のバイオロジー』 メディカル・サイエンス・インターナショナル,2005,7,187p. 参照はp.4-5.
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①澤口彰子,栗原久『人体のしくみとはたらき』 朝倉書店,2015,6,155p. 参照はp.145.
- キーワード
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- 体温
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2018092816130290506
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000247185