レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年00月00日
- 登録日時
- 2023/02/12 10:55
- 更新日時
- 2023/03/03 10:24
- 管理番号
- 遠野-2006-02
- 質問
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解決
岩手県立遠野高等女学校で歌われていた校歌の歌詞、作詞者、作曲者、作られた年を知りたい。
- 回答
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昭和6年(1931)制定
遠野高等女学校校歌 作詞 松崎 節雄 (遠野高等女学校教諭)
作曲 山本 寿 (広島高等師範学校音楽科教授)
<歌詞>
一. 我が学舎の 明け暮れに 永劫に輝く 勤王の 鍋倉山を 仰ぎつつ 無言の教 身にしめて 師のみさとしに たゆみなく 學びの道に いそしまん
二. 岸辺の柳 影深く 行く水遠し 早瀬川 つきぬ流の とこしへに 教の勅 かしこみて 我らが校章 鈴蘭の 清く優しく 生ひたたん
- 回答プロセス
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<所蔵資料からの調査>
「遠野高校百年史」(岩手県立遠野高等学校記念誌編集委員会 岩手県立遠野高等学校 2002)p154より
『昭和六(一九三一)年、遠野高等女学校の校歌を制定した。校歌は開校以来なかったが、昭和六年初め、毛馬内校長が校歌制定を発議して、国語科担当の松崎節雄教諭が作詞した。作曲は毛馬内校長の知人広島高等師範学校音楽科担当の山本寿教授に依頼した。山本寿教授から最初の曲の改定が申し入れられ、改定した第二番目の曲を校歌の正式曲譜として採用した。』
とあり、昭和六年に作詞を遠野高等女学校の松崎節雄教諭、作曲を広島高等師範学校の山本寿教授で、遠野高等女学校の校歌が制定されたことがわかる。
同じく「遠野高校百年史」p154に遠野高等女学校の校歌の歌詞が書かれている。
【歌詞】
一 我が学舎の 明け暮れに 永劫に輝く 勤王の 鍋倉山を 仰ぎつつ 無言の教 身にしめて 師のみさとしに たゆみなく 學びの道に いそしまん
二 岸辺の柳 影深く 行く水遠し 早瀬川 つきぬ流れの とこしへに 教の勅 かしこみて 我らが校章 鈴蘭の 清く優しく 生ひたたん
「遠野高等学校90年史」(遠野高等学校 岩手県立遠野高等学校 1991)p33に校歌の楽譜の図版がある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 幼児.初等.中等教育 (376 8版)
- 参考資料
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岩手県立遠野高等学校記念誌編集委員会 編 , 岩手県立遠野高等学校. 遠野高校百年史. 岩手県立遠野高等学校創立百周年記念事業協賛会, 2002.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036173093-00 -
遠野高等学校 編 , 岩手県立遠野高等学校. 遠野高等学校90年史. 遠野高等学校, 1991.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036199349-00 -
遠野高等学校 (岩手県立). 遠野高等学校70年史. 遠野高等学校, 1971.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001187292-00
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岩手県立遠野高等学校記念誌編集委員会 編 , 岩手県立遠野高等学校. 遠野高校百年史. 岩手県立遠野高等学校創立百周年記念事業協賛会, 2002.
- キーワード
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- 高等女学校
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000328854