レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/10/10
- 登録日時
- 2016/03/04 00:30
- 更新日時
- 2016/03/04 00:30
- 管理番号
- 6001012988
- 質問
-
解決
生類憐みの令を進言した寺と僧侶の名前を知りたい。
- 回答
-
次の資料に掲載されていました。
『国史大辞典 3 さ~そ た~と』(八代国治/[ほか]編纂 吉川弘文館 1928)
p.654
「母桂昌院の尊崇する僧隆光から、人に子がないのは前世で殺生をした報いであり、子を得たいと思うなら殺生を慎み、生類憐みを心がけ、特に綱吉が戌年生まれであるところから、犬を大切にするよう進言されたことが発令の動機となったといわれるが、必ずしも根拠のある説ではない。」の記述があります。
『日本史大事典 3 こ~し』(平凡社 1993.5)
p.1298 「生類憐み政策の強化は、綱吉ないし生母桂昌院、寵僧降光(りゅうこう)らの個人的思考による退廃政治とする見解が古くからあり(略)」の記述があります。
「僧隆光」については、「誰でも読める 日本史年表」に次の記述があります。
9・18徳川綱吉(とくがわつなよし)、知足院(ちそくいん)を護持院(ごじいん)と改称(かいしよう)し、僧(そう)隆光(りゆうこう)を大僧正(だいそうじよう)、真言新義(しんごんしんぎ)の僧録(そうろく)に任(にん)じる(実紀)。
"1695年〈元禄8 乙亥〉", 誰でも読める 日本史年表,
JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, (参照 2015-12-16)
[事例作成日:2015年10月10日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
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- 国史大辞典 3 大増訂 八代/国治∥[ほか]編纂 吉川弘文館 1928 (654)
- 日本史大事典 3 平凡社 1993.5 (1298)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌事項調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000188822