レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年09月01日
- 登録日時
- 2011/08/29 17:14
- 更新日時
- 2012/06/30 09:59
- 管理番号
- 中央-1-00242
- 質問
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未解決
明治時代の小説に出てきた「まわれまわれ水車」という唱歌の、全体や解説を見たい。
- 回答
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「まわれまわれ水車」から始まる歌を調べて、3曲見つかった。
1.北原白秋の「梅雨の晴れ間」(廻せ廻せ水ぐるま)
2.岩手の民謡
3.川口晃の合唱曲(歌詞は判明せず)
これ以上は記載されていた小説を特定できないと難しいようだと質問者に伝えた。
- 回答プロセス
-
『日本童謡事典』(上笙一郎編 東京堂出版 2005.9)や、請求記号767の棚にあった音楽辞典を見るも、記載なし。
インターネットで検索すると、yahoo知恵袋のページで合唱曲「水車」を探しているという質問があり、そこでいくつか曲名が挙がっていた。
そこから調べたところ、以下の3つの曲が見つかった。
1.『北原白秋詩集 上』 北原白秋[著] 岩波書店 2007.1
p315「柳川風俗詩」中「梅雨の晴れ間」に「廻せ廻せ水ぐるま」という箇所があり、合唱曲にもなっていることがわかった。
2.日本子守唄協会のホームページに「まわれ水車」という岩手の唄があった。
http://www.komoriuta.jp/ar/A05072821.html (最終確認 2011年8月31日)
3.川口晃作曲、村上金三郎作詞の「水ぐるま」という曲があるようだが、歌詞は判明しなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 声楽 (767)
- 参考資料
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- 『日本童謡事典』 上笙一郎編 東京堂出版 2005.9
- キーワード
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- 唱歌
- まわれまわれ水車
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000090561