レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年06月21日
- 登録日時
- 2008/08/28 14:59
- 更新日時
- 2008/08/28 14:59
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-0981
- 質問
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解決
春日道彦『秘録三種神器の八咫鏡と壬申の乱 前篇』という本を所蔵しているが、これの後編は存在するか。国会図書館の所蔵は調べたが、後編はなかった。
- 回答
-
1 調査済みの国会図書館に加えて、総合目録データベース、NACSIS-Webcatなどを調査したが、後編、ないし同著者名の資料は見つからなかった。
2 質問にある前編は当館でも所蔵。いくつかの冊子が合本になったもの。冊子のシリーズ名らしい「新異説日本史」キーワードに蔵書検索したところ、嵯峨悌『新異説日本史 古代』(大玄堂,1963 郷土書庫:213/サ)が該当。出版者は『秘録三種神器~』と同じ大玄堂だが、その所在地が異なっている。
3 著者の「嵯峨悌」を横断検索で検索したところ、中津川市立図書館で『秘録*日本歴史の真実を語る 日本王朝の足どりとアスカ時代の盲点』(大玄堂,1960 五冊合冊)を所蔵していることを確認。
4 またインターネットで「新異説日本史」キーワードに検索したところ美濃加茂市のみのかも市民ミュージアムで『日本王朝の足どりとアスカ時代の盲点 -新異説日本史(古代)-』を所蔵していることを確認(図書資料ではなく歴史資料として分類)。題名より、中津川市立図書館で所蔵しているものと同じか、それを含む合本と考えられる。
5 春日道彦と嵯峨悌の関係、また上で紹介した資料が後編と位置づけられるものかを明示した資料は見つからなかったが、当館所蔵の2冊を比較したところでは、かなり関連性が高いように思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000046935