レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/01/17
- 登録日時
- 2012/01/21 02:00
- 更新日時
- 2012/03/27 13:39
- 管理番号
- 6000006522
- 質問
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解決
「人を思ふこころはかりにあらねども」で始まる和歌の意味を知りたい。『深養父集』に収録されているらしい。
- 回答
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「人をおもふ心は雁にあらねども雲居にのみも泣きわたるかな」が該当。清原深養父の作。『新潮日本古典集成 古今和歌集』p208に現代語訳と簡単な解説あり。
- 回答プロセス
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所蔵資料を「深養父集」で検索するが、該当なし。『深養父集』は平安時代の歌人清原深養父(きよはらのふかやぶ)の歌集であると判明する。
『通解名歌辞典』(創拓社)で「ひとを」を引くが、「人を思ふ」で始まる歌は載っていない。
『日本秀歌秀句の辞典』(小学館)の作者別索引で「清原深養父」を引くが、この歌は載っていない。
Googleで「人を思ふこころはかりにあらねども」を検索したところ、古今和歌集に収録されているようである。千里図書館の書架にあった『新潮日本古典集成 古今和歌集』(新潮社)で「ひとをおもふ」を調べ、p208に収録されている、巻第十二(恋歌二)の586「人をおもふ 心は雁に あらねども 雲居にのみも 泣きわたるかな」であると判明。同ページ上部に現代語訳と簡単な解説があり、そちらを写して帰られた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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- 『古今和歌集』奥村 恒哉/校注(新潮社)
- キーワード
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- 和歌
- 清原深養父(キヨハラノフカヤブ)
- 古今和歌集(コキンワカシュウ)
- 日本文学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000100430