レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年9月12日
- 登録日時
- 2010/09/12 14:30
- 更新日時
- 2010/10/20 14:45
- 管理番号
- 相橋-H22-059
- 質問
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解決
幸田露伴の『五重塔』其三十四に出てくる「棚無し小舟のあはや傾覆らむ風情」の「棚無し」とはどういう意味か知りたい。
- 回答
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①には「棚板すなわち舷側板を設けない小船。ただし近世では一枚棚すなわち三枚板造りの典型的な和船の小船をいう。」とあり、②には「船棚のない小舟」という解説があったので①と②の資料を紹介した。
- 回答プロセス
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国語辞典のある棚を直接探して次の資料を見つけた。
①『日本国語大辞典 第8巻 第2版 せりか‐ちゆうは』小学館国語辞典編集部/編 小学館 2001(自館請求記号:R813.1)
p1039「棚無小船」の項目に「棚板すなわち舷側板を設けない小船。ただし近世では一枚棚すなわち三枚板造りの典型的な和船の小船をいう。」とあった。
『五重塔』の注釈から何かわからないかと考え、自館OPACでキーワードを“五重塔”にして検索し、次の資料を確認した。
②『五重塔』幸田露伴/著 教育出版 2003(自館請求記号:F)
p158に「船棚のない小舟」という注解があった。
①と②の資料を紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 語源.意味[語義] (812 9版)
- 参考資料
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- 『日本国語大辞典 第8巻 第2版 せりか‐ちゆうは』小学館国語辞典編集部/編 小学館 2001 (自館請求記号:R813.1)
- 『五重塔』幸田露伴/著 教育出版 2003 (自館請求記号:F)
- キーワード
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- 五重塔
- 幸田露伴
- 棚無小舟
- 棚無小船
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000071214