レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011.01.15
- 登録日時
- 2011/02/19 11:25
- 更新日時
- 2011/02/19 18:38
- 管理番号
- 福井県図-20110115
- 質問
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解決
玄米の吸水率が載っている本はないか。
- 回答
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図書は見つけられなかった。
CiNiiで「玄米 吸水率」をキーワードに検索してヒットした論文、「モチ種紫黒米玄米の吸水ならびに利用特性」、「加工玄米の炊飯に及ぼす加熱前浸漬操作の影響:加工玄米の炊飯:第2報」、「搗精法の異なる米の炊飯条件の検討」を紹介して調査を終了した。
- 回答プロセス
-
1.Webcatplusで「玄米 吸水」「コメ 吸水」「玄米 浸漬」「コメ 浸漬」をキーワードに検索→ヒットしない。
2.自館OPACで「炊飯」「米飯」「コメ」をキーワードに検索し、載っていそうな本を見る。
・『米の事典』石谷孝佑/編 2009.11 幸書房 ISBN:4-7821-0338-7(若狭:616.2/コメノ 資料コード:2012328643)
・『米の科学』石谷孝佑/編 1995.9 朝倉書店 ISBN:4-254-43039-6(616.2/コメノ 資料コード:1012477335)
・『イネ・米・ごはん』佐合隆一/〔ほか〕著 2008.7 全国農村教育協会 ISBN:4-88137-140-1(616.2/イネコ 資料コード:1015275694)
載っていない。
3.『食品成分早見表』第4版 1999.8 医歯薬出版 ISBN:4-263-70362-6(498.5/シヨウ 資料コード:1013369390)を見るが、玄米のもともとの水分量しかわからない。
4.『日本食品大辞典』第2版2008.3 医歯薬出版 ISBN:978-4-263-70554-4(596/ニホン 資料コード:1015217886)p.14
「米は夏には30分~1時間、冬でも2~3時間で25~27%の水を吸収し、それ以上長く浸漬してもほとんど増加しない」とあるが、精白米のことを言っていると考えられる。
5.『Q&A ご飯とお米の全疑問』お米屋さんも知りたかったその正体 高橋素子/著 2004.10 講談社 ISBN:4-06-257457-8(請求記号:616.2/タカハ 資料コード:2011864986)「新米でも古米でも最終的に25~30パーセントくらいの水分量におちつく」とあるが、玄米についての言及はない。
6.CiNiiで「玄米 吸水率」をキーワードに検索すると5件ヒット。これらの論文から、参考文献をあたっていくほうが、効率が良いと判断。利用者にCiNiiの検索方法と論文の読み方(CiNii PDFオープンアクセスならばプレビュー画面をクリックするだけでよい)を紹介し、調査を終了した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食用作物 (616 8版)
- 参考資料
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- CiNii http://ci.nii.ac.jp/
- キーワード
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- 玄米
- 米
- 吸水率
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000078492