レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年6月18日
- 登録日時
- 2011/12/22 13:38
- 更新日時
- 2014/09/03 09:57
- 管理番号
- 島根参2008-06-005
- 質問
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解決
山野草「ミズヒキ」について、写真付きで何種類か載っているものが見たい(貸出可能なものがよい)。
- 回答
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当館所蔵資料より、【資料2~7】を貸出。その他、掲載資料は以下のとおり。
資料2:「ミズヒキ」「シンミズヒキ」の写真あり。
資料3:ミズヒキと名のつく草に、「キンミズヒキ」(これだけバラ科・黄色)、「ギンミズヒキ」(タデ科・白色)、「ドウミズヒキ」、「シンミズヒキ」があるとしてカラー写真1枚掲載あり。ミズヒキの名の由来は、祝儀袋の水引ではなく鎧の水引ではないかともある。
資料4:「ミズヒキ」「キンミズヒキ」
資料5:花の写真のアップ、花序の変化、果実、葉のカラー写真が13枚あり、それぞれ解説もある。種類としてはミズヒキとギンミズヒキが紹介されている。
ミズヒキの花はかなり特徴的で、花被片の半分が赤色、残り半分が白色となり、花被片ごとではなく、まっすぐ線を引いたように色分けさせるのが特徴とある。
資料6:タデ科タデ属、学名:Polygonum filiforme、漢字名:水引、開花期:9~10月。ミズヒキのカラー写真1枚あり。
資料7:キンミズヒキ(バラ科)のカラー写真3枚あり。果実は棘で人や動物に付着する。黄色い花。
資料8:ミズヒキのカラー写真1枚あり。紅白の水引にたとえた名とある。
- 回答プロセス
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(1)【資料1】より、「フィリフォルメ」=和名「ミズヒキ」であり、「ギンミズヒキ」「ゴショミズヒキ」「フイリミズヒキ」等があることが判明。
(2)【資料5】より、
以下は調査済資料。
・『山野草カラー百科 新版』 (主婦の友社,1990)
・『四季の山野草』 (緒方出版,198310)
・『山野草ハンドブック 別冊NHK趣味の園芸』 (日本放送出版協会,1989)
・『山野草 -野趣ある花を楽しむ-』 (主婦と生活社,1980)
・『山野草 NHK趣味の園芸 新園芸相談7』 (日本放送出版協会,1992)
- 事前調査事項
- NDC
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- 植物学 (470)
- 参考資料
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- 確認【資料1】 『園芸植物大事典 3』小学館,1989 ※貸出禁止資料 (R620/エ/3??)
- 確認【資料2】 『検索入門野草図鑑 8 別巻 はこべの巻 総さくいん』 長田武正/著 長田喜美子/写真,保育社,1985 (書庫470/0135/8-99)
- 【資料3】 『野の花に親しむ 1』 高橋 勝雄/文・写真,毎日新聞社,1995 (p81~82「ミズヒキ」 470/タ/1)
- 確認【資料4】 『日本の野草 秋 フィールドベスト図鑑』 矢野 亮/監修,学研,1999.8 (470.3/ニ/3)
- 【資料5】 『街でよく見かける雑草や野草のくらしがわかる本』 岩槻 秀明/著,秀和システム,2009.4 (p32~34「ミズヒキ」 470.3/イ09/)
- 【資料6】 『野草の名前の手帖』 夏梅 陸夫/写真と文,1998.4 (p332「ミズヒキ」 470.3/ナ98/)
- 【資料7】 『原寸大花と葉でわかる山野草図鑑』 高橋 良孝/監修,成美堂出版,2007.5 (p152「キンミズヒキ」 470.3/ゲ07/)
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【資料8】 『日本の野草 (山溪カラー名鑑)』 林 弥栄/編・解説,2009.11
(p535「ミズヒキ」 470.3/ハ09/
キンミズヒキもある!!!!!) - 【資料】
- 【資料】
- キーワード
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- ミズヒキ
- シンミズヒキ
- ギンミズヒキ
- キンミズヒキ
- フィリフォルメ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000098824