レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年07月13日
- 登録日時
- 2015/03/04 12:23
- 更新日時
- 2015/04/04 13:56
- 管理番号
- 岩手-218
- 質問
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解決
北上遷都論とはどういうものか、わかりやすい文献を紹介して欲しい。
- 回答
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北上京遷都論について、戸沼 幸市∥著『遷都論』に次のような記述がある。
「巨大化過密化に悩む大東京の中心部から東北に首都機能を全面移転すべしとした“北上京遷都”の提案は、1971年早稲田大学二十一世紀の日本研究会(代表 松井達夫)が21世紀日本の国土像と国民生活像を求めた総理府主催のコンペティションに応じて行った諸提案の中の一つであった。
新首都は地名に由来して北上(「きたかみ」もしくは「ほくじょう」)京と命名されたが、具体的位置は北緯40度(北京、ワシントンなどと同緯度)、東北は岩手県盛岡市の東北約20キロメートルの高原地域―(略)―」
紹介した資料は下記の通り。
『遷都論』
⇒p152~168「北上京モデル」
『遷都論のすべて』
⇒p437~449「アニマルから人間へ ピラミッドからあみの目へ」早稲田大学「二十一世紀の日本」研究会提案
『東京はこう変わる』
⇒p104
『北上川散歩』
⇒p131「北上京」
『北上京遷都論に関する講演会』
- 回答プロセス
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・Googleで「北上遷都論」を検索。ヒットした項目から、「北上遷都論」について概要を把握。
・「遷都論」をキーワードに、当館OPACを検索。ヒットした資料を調査。内容を確認した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方自治.地方行政 (318 9版)
- 社会学 (361 9版)
- 参考資料
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- 『遷都論』戸沼 幸市∥著 ぎょうせい∥出版 1990年 , ISBN 4324022186 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002056726-00)
- 『遷都論のすべて』渡部 一郎∥編 竹井出版∥出版 1988年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003668371-00)
- 『東京はこう変わる』市川 宏雄・富士総研東京問題研究会∥著 東洋経済新報社∥出版 1995年 , ISBN 4492085378 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002472172-00)
- 『北上川散歩』鈴木 文男∥編著 あづま書房∥出版 1991年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002245551-00)
- 『北上京遷都論に関する講演会』岩手県∥編・出版 1988年 (http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I036184351-00)
- キーワード
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- 北上
- 遷都
- 遷都論
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000168541