レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/02/15
- 登録日時
- 2022/03/11 00:30
- 更新日時
- 2022/03/11 00:30
- 管理番号
- 200875
- 質問
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解決
竜巻の発生のしくみとつむじ風との違いを知りたい。
- 回答
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竜巻は、積乱雲に伴う上昇流の渦で、雲底から地面(海面)までつながったものをいう。発生の原因は上昇気流で、地上の風が正面衝突している境目の上空に積雲ができ、地上付近には渦回転する空気が発生する。上昇気流が非常に強くなったとき、積雲の下を渦回転している空気は上に引きあげられる。すると渦の半径が小さくなり、さらに回転が速くなるため竜巻が起こる。
つむじ風とは、親雲が存在せず地上付近で形成された渦のことをいう。塵旋風(じんせんぷう)とも呼ぶ。発生のしくみは、強い日射で暖められた地上付近の空気の塊が、上昇する際に周囲の風の変化を受け、渦が形成されることである。
竜巻もつむじ風も大気中の鉛直渦だが、違いとしてつむじ風は、寿命が短くそれほど移動をしないことがあげられる。
- 回答プロセス
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「たつまき」「つむじ風」で検索。ヒットした資料を当たる。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 竜巻
- 気象の図鑑
- 雲と雨の大研究
- くぼてんきの「天気のナンデ?」がわかる本
- キーワード
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- 竜巻
- つむじ風
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000313352