レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年12月14日
- 登録日時
- 2012/01/31 11:28
- 更新日時
- 2012/03/27 17:43
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2011-035
- 質問
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解決
『厚覧草』(堀貞高/著)p.39に書かれている福楽寺について知りたい。
- 回答
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『新修名古屋市史 第1巻』(名古屋市 1997年)によると、福楽寺は熱田の三別所のひとつでおおむね12世紀以前にあったそうです。また、『熱田区の歴史』(愛知県郷土資料刊行会 2006年)には“今日の本遠寺境内にあたり、後に北方の断夫山古墳の南の「児の御前」にうつした”とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『厚覧草』(堀貞高/著)p.39には“山の南に墓所あり、向南寺と云。当所三別所の一つにして、葬送をなす所也。三別所は此所是一つ、福楽寺児の別所なり、児の別所は是より南の方七八町を隔つ、中頃此山の北三四丁に移せり。白鳥の法持寺是一つ也、今は寺を立、僧侶の住居なれば、葬送の事なし。福楽寺の跡は、近世日蓮宗の僧寺を作り、本遠寺と号す、其境内に入けるとなん。”とあります。
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 9版)
- 参考資料
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- 『厚覧草 全』 堀貞高/著 [名古屋市鶴舞中央図書館(製作)] 2004年 p.39
- 『新修名古屋市史 第1巻』 新修名古屋市史編集委員会/編集 名古屋市 1997年 p.395
- 『熱田区の歴史 (名古屋区史シリーズ)』 三渡俊一郎/著 愛知県郷土資料刊行会 2006年 p.236
- キーワード
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- 神社・寺院-名古屋市
- 福楽寺
- 別所
- 本遠寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000100724