レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1997/06/30
- 登録日時
- 2010/10/28 02:02
- 更新日時
- 2010/11/25 02:02
- 管理番号
- 新県図-01008
- 質問
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解決
GHQの爆弾処理に関する文書を探している。
- 回答
-
新潟県立文書館にも照会しましたが、該当する公文書は所蔵していないとの回答でした。
また、当館所蔵の資料には以下のような記述が見えます。
(1)『新潟市史 資料編7 近代3』(新潟市史編さん近代史部会編 新潟市 1994 N213/N727/S-7)p202 機雷除去に関する資料として、「舞鶴護衛部隊銭湯詳報一〇五戦隊」あり。
(2)『新潟開港百年史』(新潟市編・発行 1969 N683/N72)
p357~358に触雷沈船の状況、引揚作業等の表・記述あり。また、p355に「終戦後浮流機雷等爆発物の処理は全面的に米国の管理統制下におかれたが、これが実施については、20年12月以後第二復員省掃海部が直接その掌に当つて来たが、23年1月機構改革によつて運輸省海運総局掃海部に移管され、さらに同年5月海上保安庁の設置によつて同庁に移された。」とあり。この記述から、掃海に関する公文書は運輸省または海上保安庁が作成・保管していたと思われる。
上記資料とあわせ、防衛庁防衛研究所図書館・海上保安庁をご紹介し回答とさせていただきます。
- 回答プロセス
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照会機関:新潟県立文書館―機雷除去・爆弾処理に関する公文書の調査を依頼。「該当の公文書はなかった。また、図書の調査結果は以下のとおり。」とのこと。
(1)『新潟県終戦処理の記録』(新潟県民生部援護課編 新潟県 1972)記述なし。
(2)『新潟開港百年史』(新潟市編・発行 1969 N683/N72)上記回答のとおり。
(3)『創業六十年史』(新潟臨港海陸運送株式会社編・発行 1966)記述はあるが、『新潟開港百年史』の範囲を出ない。(p327~328 「1 危険物の除去」)
(4)『新潟県史 通史編9 現代』(新潟県編・発行 1988)触雷事故として、万代丸・名立町小泊海岸の例をあげている。(p136~137 「戦争の爪あと」)また、掃海については若干の記述があるが、主体等を明らかにしていない。(p358~361 「新潟港と海運」)
- 事前調査事項
- NDC
-
- 海運 (683 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- GHQ
- 爆弾処理
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000072818