1.文明年間の長尾飯沼氏等知行検地帳
当館所蔵資料を調査したところ、(1)に該当の検地帳の翻刻文が見つかりました。
(1)『上杉家文書』1 大日本古文書 家わけ 第12之1(東京大学史料編纂所/編 東京大学出版会 1971)
p114~171「160 長尾飯沼氏等知行検地帳(袋綴)」
2.『荷頃村史』
当館所蔵資料を調査しましたが、『荷頃村史』及び「荷頃村史」全文を掲載する資料は見つかりませんでした。
なお、(2)(3)に「荷頃村史」の翻刻文の一部を含む記述が見つかりました。
(2)『栃尾市史史料集』第25集 近・現代史料編6 明治前期政治史料(栃尾市史編集委員会/編・発行 1981)
p87~88「1 荷頃村史抄」に、荷頃村史の抄録が掲載されています。p5「解説」によれば、諸橋家史料「荷頃村史 維新前より明治22年まで」より、町村制施行期に係る記述を抜粋したものです。
ただし、寛永元年に白紬が、天明2年に縞紬が作られた旨の記述は見つかりませんでした。
(3)『栃尾市史』別巻2(栃尾市史編集委員会/編 栃尾市役所 1981)
「第1章 第1節 北荷頃」内p460~461「栃尾紬の生産」の項に、「荷頃村史」の養蚕業に係る記述の一部が引用されています。
3.荷頃村「明治9年諸営業鑑札人名表」
当館所蔵資料を調査しましたが、該当の史料は見つかりませんでした。
なお、(4)に該当の史料に関連する記述があり、荷頃村の営業者の人数の確認ができます。
(4)『栃尾市史』中巻(栃尾市史編集委員会/編 栃尾市役所 1979)
「栃尾郷の産業構成」内p47~49に、「(2) 明治9年 第15大区 諸営業鑑札人名表」が掲載されています。鑑札の交付を受けた諸営業者の台帳から、栃尾郷の町村別に人数を記載したものです。荷頃村の四十物商、干物商、古着商、酒造業者等の人数が確認できます。