レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年03月01日
- 登録日時
- 2023/03/15 15:20
- 更新日時
- 2023/05/16 17:46
- 管理番号
- 名古屋市守ー2023-001
- 質問
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解決
明治天皇が熱田神宮への行幸後に、愛知県の豊田の方で泊まったらしいがその場所を知りたい。
- 回答
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明治元年と2年のときは「伝馬町服部本陣」、11年のときは「祐金町専福寺」(いずれも現在の岡崎市)
- 回答プロセス
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『新修豊田市史 4 通史編 近代』(新修豊田市史編さん専門委員会 愛知県豊田市 2021)を確認しましたが記述はありませんでした。
熱田神宮に関することなので、『写真図説明治の名古屋 世相編年事典』(服部鉦太郎 泰文堂 1968)を見てみると
p36の「聖上覧穫」の欄に「この夜岡崎駅服部小八三郎方に御駐泊」とありました。
そこで、『写真集明治大正昭和岡崎 (ふるさとの想い出)』(岡崎地方史研究会 国書刊行会 1981)を確認してみると
p5に「明治元年と明治二年の東京へ行幸の際には、伝馬町服部本陣へ宿泊された」と「明治一一年、明治天皇が東海北陸を御巡幸されたとき、この祐金町専福寺に宿泊された」という記述がありました。
『日本歴史地名大系 第23巻 愛知県の地名』(平凡社 1981)で伝馬町と祐金町を調べてみると、現在の岡崎市伝馬通(p753)と祐金町(p759)だと分かりました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 9版)
- 中部地方 (215 9版)
- 参考資料
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服部鉦太郎 著 , 服部, 鉦太郎. 写真図説明治の名古屋 : 世相編年事典. 泰文堂, 1968.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I071644450-00 -
岡崎地方史研究会 , 岡崎地方史研究会. 写真集明治大正昭和岡崎. 国書刊行会, 1981. (ふるさとの想い出)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I071647092-00
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服部鉦太郎 著 , 服部, 鉦太郎. 写真図説明治の名古屋 : 世相編年事典. 泰文堂, 1968.
- キーワード
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- 名古屋市ー歴史
- 岡崎市ー歴史
- 明治天皇
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000330363