レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年07月28日
- 登録日時
- 2016/07/28 17:45
- 更新日時
- 2017/05/12 15:08
- 管理番号
- 長野市立長野-16-006
- 質問
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未解決
北越戦争(戊辰戦争)において、明治元年(慶応4年)に越後戦線で小野藩と松代藩が連携して列藩同盟の軍と砲撃戦をしている事実を裏付ける松代藩側の資料はないか。
(特に、8月1日ごろの様子のわかるもの)
- 回答
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松代藩が参戦しているという資料や、その際大砲隊も参戦しており「赤蝮の大砲」と恐れられていたという資料はあるが、小野藩との繋がりを示す資料はなかった。
- 回答プロセス
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まず、指定のあった「長野県史」「長野市誌」「松代町史」「松代藩戊辰戦争記」をあたるが発見できず。
他の資料もあたってみるがそちらにもなし。
「三百藩戊辰戦争事典」で確認をしてみたところ、小野藩の項には「松代・飯山藩兵と合同で出軍した」との記載があったが松代藩の項にはなし。
小野藩の項を手がかりに7月20日からの与板口や陣ケ峰付近の松代藩の動きを確認。
与板口や陣ケ峰付近に進軍、8月1日の記録も発見。しかし、小野藩に関連するような箇所はなかった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『松代町史 上巻』臨川書店/発行 1986年(復刻) 〈N213マ1〉 (445p~ (8月1日の記述 862p))
- 『松代藩戊辰戦争記』 永井 誠吉/著 1990年 〈N213ナ〉 ( 92p~,96p~)
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『新編 信濃史料叢書 第23巻』 信濃史料刊行会/発行 1979年 〈N208シ23〉
( 340p~ (8月1日の記述 348p) (松代藩勤王事略私記)
『松代藩勤王事略私記』国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧可能(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/778742 75コマ目)) - 『長野市誌 第5巻』 長野市誌編さん委員会/編 長野市/発行 1997年 〈N213ナ5〉 (13p~)
- 『信州人のための幕末史』 土屋 浩/著 ほおずき書籍/刊 2012年 〈N209.5ツ〉 (286P)
- 『幕末の信州』 郷土出版社/発行 2008年 〈N209.5ハ〉 (157p 記載のある『北越出張日記覚』 飯島亀蔵/著は未所蔵)
- 『三百藩戊辰戦争事典』 新人物往来社/編 新人物往来社/発行 2000年 〈210.6サ〉
- キーワード
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- 戊辰戦争
- 松代藩
- 小野藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000195338