レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/09/16
- 登録日時
- 2010/07/03 02:00
- 更新日時
- 2016/06/23 14:56
- 管理番号
- 長野市立長野-05-014
- 質問
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解決
誰の歌か、意味も知りたい。
「雪散るや 穂屋の薄の刈り残し」
- 回答
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松尾芭蕉の句、元禄元年~3年ごろ
【句の意味、解釈】
『芭蕉名句集』p198
『評釈芭蕉七部集 評釈猿簑』p39-40
- 回答プロセス
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「雪散る すすき」でインターネット検索。
芭蕉の句だとわかる。
『芭蕉・蕪村発句総索引 本文索引篇』p141 →<元禄元>「猿蓑」
『芭蕉紀行 2』p98、117 「元禄3年 47歳 『猿蓑』編集がすすんでいたころ、神祇にかかわるものも欲しいものだとして、示されたのが、この発句との伝えがある。」
『芭蕉名句集』p198 「年代不明だが、『猿蓑』の稿が成ったのは元禄四年四月だから、まず元禄三年またはそれ以前であろう。」
『信濃芭蕉句碑めぐり 南信・中信編』p123
質問者からお預かりしていたコピーと同じ拓本が載っている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911)
- 参考資料
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- 『芭蕉・蕪村発句総索引 本文索引篇』道本 武彦/編集,谷地 快一/編集 角川書店 1983.01 <R911.32マ>
- 『芭蕉紀行 2』吉村 正治/著 グラフィック社 1994.11 <915.5マ2>
- 『芭蕉名句集』松尾 芭蕉/〔著〕,山本 健吉/訳 河出書房新社 1988.05 <911.32マ>
- 『評釈芭蕉七部集 評釈猿簑』幸田 露伴/著 岩波書店 1983.02 <911.32マ>
- 『信濃芭蕉句碑めぐり 南信・中信編』小川 康路/編著 南信州新聞社 2003.10 <N728オ>
- キーワード
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- 松尾芭蕉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000068717