レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年09月19日
- 登録日時
- 2019/09/29 15:20
- 更新日時
- 2020/01/28 10:33
- 管理番号
- 埼熊-2019-050
- 質問
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解決
鴻巣市の浄土宗寺院勝願寺が所蔵している、埼玉県指定文化財「阿弥陀廿五菩薩来迎図」の鮮明な図版を探している。白黒・カラー問わない。
- 回答
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下記の資料を紹介した。
『東国の地獄極楽 特別展』(埼玉県立歴史と民俗の博物館編 埼玉県立歴史と民俗の博物館 2019)
p47 にカラー図版あり。大きさは、20×15cm。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈埼玉資料:勝願寺〉で検索する。
『昔の話と石佛と 第2集』(加藤勉著 加藤勉 1986)
関連記述なし。
2 埼玉関係雑誌記事索引データベースを〈勝願寺〉で検索する。
小林徳太郎氏撮影「〈口絵〉勝願寺蔵阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」(『武蔵野史談 2-2』 埼玉県郷土文化会 1953.2)
白黒写真があるが、複写資料のため不鮮明。
3 郷土資料の棚を確認する。
『埼玉県指定文化財調査報告書 第17集』(埼玉県教育委員会 1990)
p13-15「絹本着色阿弥陀廿五菩薩来迎図」
白黒写真があるが。不鮮明。
『鴻巣市史 通史編 1 原始・古代・中世』(鴻巣市 2000)
口絵に「絹本着色阿弥陀廿五菩薩来迎図」カラー写真あり。解像度はあまり高くない。
『さいたまの名宝 国宝・重要文化財』(埼玉県立博物館編 平凡社 1991)
p21「絹本着色阿弥陀廿五菩薩来迎図」カラー写真あり。大きさは、16×12cm。。
事前調査の『勝願寺 鴻巣 さきたま文庫 11』の図とほぼ同じ構図。他の資料と比べ、相対的に鮮明。
『鴻巣の文化財 第1集』(鴻巣市教育委員会 1961)
p1「絹本着色阿弥陀廿五菩薩来迎図」
白黒写真あるが不鮮明。
4 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈阿弥陀二十五菩薩来迎図 & 勝願寺〉で検索する。
《埼玉県ウェブサイト》(https://www.pref.saitama.lg.jp/ 埼玉県)
「県立歴史と民俗の博物館 特別展「東国の地獄極楽」後期展示スタート」(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2019/0411-07.html)
「阿弥陀廿五菩薩来迎図(あみだにじゅうごぼさつらいごうず) 」(鴻巣市・勝願寺蔵、埼玉県指定文化財)が出品されていることがわかる。
(注)開催日は、平成31年3月16日(土)-令和元年5月6日
5 埼玉県立歴史と民俗の博物館の特別展について調査する。
《埼玉県立歴史と民俗の博物館》(http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/ 埼玉県立歴史と民俗の博物館)
過去の特別展に「特別展東国の地獄と極楽」があり、図録が出ていたことがわかる。
6 自館目録を〈東国の地獄と極楽〉で検索する。
〈その他調査済み資料〉
山口羅窓著「勝願寺の聖衆来迎図について」(『武蔵野史談 2-2』p28 埼玉県郷土文化会 1953.2)
「鴻巣勝願寺の廿五菩薩来迎図」(『埼玉史談(旧版)1-6』p76 1930)
『埼玉の指定文化財』(埼玉県文化財保護協会編 埼玉県文化財保護協会 2002)
『埼玉の指定文化財展 美術工芸品』(埼玉県立博物館編 埼玉県立博物館 1980)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2019年10月29日。
- 事前調査事項
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『日本の美術442 中世の童子形』(至文堂 2003.3)の表紙裏カラーに図版があり。解像度が低く不鮮明。大きさは、15×12cm。
『勝願寺(さいたま文庫)』(さいたま出版会 1989年)21ページにカラーの図版あり。鮮明だが、トリミングされていて、全体を把握できない。大きさは、17×13cm。
- NDC
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- 芸術政策.文化財 (709 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『東国の地獄極楽 特別展』(埼玉県立歴史と民俗の博物館編 埼玉県立歴史と民俗の博物館 2019)
- キーワード
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- 仏画-日本
- 埼玉県-鴻巣市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000261917