レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/01/27
- 登録日時
- 2014/03/07 00:30
- 更新日時
- 2014/03/26 14:39
- 管理番号
- 0000000139
- 質問
-
未解決
七尾市小丸山公園にあった、忠魂碑がいつ、誰(組織)によって、何の目的で建設されたのか。
また建設に際して関わった建築家や彫刻家がいるのか。
- 回答
-
建設に際して関わった建築家や彫刻家について掲載されている資料は見つけられなかった。
いつ誰によって建設されたかについては、
①2007年9月13日の北國新聞には、「西南戦争から日露戦争までの戦没者を慰霊する七尾市小丸山公園の忠魂碑・・・碑は1909(明治42)年の9月12日に、旧七尾町の在郷軍人団が寄付を募って建立した。」とある。
②『七尾町誌』には、「日露戦役の終りを告ぐるや各地到る所殉難者の忠霊を祀りて其英名を後昆に伝ふべきの企てあるに際し吾七尾町の在郷軍人団は又茲に見る所あり一大碑表を建設して明治二十七八年戦役以来の殉難者を祀らんとし同四十年十二月計成り山口義太郎を委員長とし左記十八名の委員より檄を四方に飛して義金を募り明治四十二竣工せり今愛宕山の上に聳ゆるもの之なり碑の題字は時の第九師団長大島陸軍大将の揮毫になれり」とあり、同ページに忠魂碑の写真も掲載されている。
③北國新聞1909年9月13日には、忠魂碑の除幕式が行われたとの記事がある。
- 回答プロセス
-
(1)以下の順に資料にあたるが、掲載されていなかった。
1.『七尾の碑』七尾市立図書館友の会「七尾の碑編集委員会」編集 七尾市立図書館友の会 1999(K216/1001)
2.『新修七尾市史 16』七尾市史編さん専門委員会編集 七尾市役所 2013(K216/1002/16)
3.『新修七尾市史 17』七尾市史編纂専門委員会編 七尾市 1999(K216/1002/17)
4.『七尾のれきし』七尾のれきし編集委員会編 七尾市教育委員会 1983(K216/10)
5.『軍都の慰霊空間』本康宏史著 吉川弘文館 2002(K209.7/1001)
(2)北国新聞DB(「忠魂碑 七尾」で検索。
(3)NDLサーチ(「七尾 在郷軍人」)で検索すると、『七尾町誌』がヒット。
- 事前調査事項
- NDC
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- 彫刻.オブジェ (71 9版)
- 参考資料
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- 1 七尾町誌 久保田 操∥編 七尾町 1916 K216/4 p70
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000150301