レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/9/8
- 登録日時
- 2023/03/09 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M22120916137852
- 質問
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ミツクリザメがエサを食べる時に口が出る理由が分かる児童書が読みたい。
- 回答
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①『水の中はいつだって大さわぎ』では、「アゴが飛び出すこと自体はサメの仲間に共通する能力だが、ミツクリザメは他の種類のサメと比べて倍以上の距離と速度でアゴを発射することができる。ミツクリザメは他のサメと比べると泳ぐ速度が遅い。確実に獲物を捕食するためにこのようなアゴの仕組みになったと考えらている。」と記載されている。
②『ヤバい生きもの』では、「超高速であごを出し入れできる」の項目で、「深海はエサの少ない環境。そんな場所で暮らしていると、たまにみかけた獲物を必ずしとめなければ生きていけない。そのため、泳ぐのがおそいミツクリザメは、超高速であごを飛び出させてかみつくという進化を遂げたと考えられているんだ。」と記載されている。
③『謎!最驚!世界のサメ超図鑑』では、「高速で大きく飛び出すあご」の項目で「ミツクリザメの祖先は浅い海にすんでいたと考えられています。食べものの少ない深海にすむうちに、そのような捕食スタイルを獲得したと考えられているのです。」とあり、あごが出ている状態の写真も載っている。
④『超絶!きみょうな生き物大図鑑196』では、「なぜ口が飛びだすの?」の項目で、「深海はミツクリザメの食料となる生き物が少ない。そのため、出合ったえものを確実にとらえられるようになった結果だと考えられている。」とあり、あごが出ている状態の写真も載っている。
⑤『わたしたち、海でヘンタイするんです。』では、「泳ぎが遅いから、獲物に逃げられないように口が進化しただけなんだ。」と記載されている。
⑥『さめ先生が教えるサメのひみつ10』では、「口や口を動かすしくみを変化させて、エサが少ない深海に上手に適応しているのです。」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 一般動物学 (481 9版)
- 参考資料
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①『水の中はいつだって大さわぎ』 大泉書店,2020,143p. 参照はp.53.
②小野寺佑紀『ヤバい生きもの』 集英社,2018,170p. 参照はp.160.
③中野富美子『謎!最驚!世界のサメ超図鑑』 あかね書房,2022,111p. 参照はp.75.
④『超絶!きみょうな生き物大図鑑196』 西東社,2017,223p. 参照はp.44-45.
⑤鈴木香里武,友永たろ『わたしたち、海でヘンタイするんです。』 世界文化社,2019,159p. 参照はp.132-133.
⑥仲谷一宏『さめ先生が教えるサメのひみつ10』 ブックマン社,2016,127p. 参照はp.112.
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①『水の中はいつだって大さわぎ』 大泉書店,2020,143p. 参照はp.53.
- キーワード
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- ミツクリザメ
- サメ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2022120916134437852
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000329982