レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/5/9
- 登録日時
- 2021/12/29 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M21061312415011
- 質問
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ツバメの巣の中には通常何匹ぐらいのヒナがいるのかが分かる児童書が見たい。また、ツバメのたまごに関する情報やツバメの巣の中の様子も知りたい。
- 回答
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①『ツバメ観察事典』には、ツバメの産卵について、「毎日1個ずつ、ぜんぶで4~6個の卵を産みます」とあり、巣の中の卵の様子やヒナ鳥が育つ様子が写真で紹介されている。また、卵については、「ツバメの卵は、細長いだ円型で、長径19.1mm、短径約13.8mm、重さ1.8g、全体に白く、赤褐色の斑点が広がっています」とある。鳥の卵が保護色で、外敵から狙われにくくなっていることも紹介されている。
②『ツバメ』には、「毎朝1つずつ、4~6個の卵を産みます。卵は2㎝×1.3㎝ほどの大きさで、白地に黒または褐色の斑点があります。重さは1.5~2.0gで平均は1.9gほどです」とあり、巣の中の卵の様子や巣の中で卵を温めるツバメの様子、ヒナがかえってから巣立つまでの巣の中の様子がカラー写真で紹介されている。また、「この巣には4つの卵がありひとつはふ化しませんでした」ともある。
③『ツバメのくらし』には、「ツバメは、3こから7こ(ふつう5こ)のたまごを1日1こずつうむ。この巣のツバメは6このたまごをうんだ。巣のなかにはかれ草やニワトリ、ハトの羽毛などをしきつめて、保温に役立てている。」とあり、巣の中の様子が写真で紹介されている。巣の中でひなが孵った写真も掲載されている。
④『ツバメ観察記』には、「ひとつの巣で、ツバメがどのぐらいの数の卵をうむか、近くにある12この巣を調べたところ、いちばん多くて7つ、少ないのが3つ、ほかは5つから6つでした」とある。また、巣の中の卵の様子や卵からかえったばかりのひなの様子が写真で紹介されている。
⑤『はばたけ!ツバメ』には、「すのなかにたまごが5つうまれていたよ。たまごを7つうむこともあるんだって」と記載されており、巣の中のたまごの様子やたまごからかえったばかりの赤ちゃんの様子が写真で紹介されている。また、たまごの大きさが実寸大で掲載されている。
⑥『ツバメ』には、「メスは、毎日1個ずつ、3~7個の卵を産んでいきます」とあり、巣の中の卵の様子が写真で紹介されている。また、卵からかえったばかりのひなの様子や卵からかえって1週間目のひなの様子がカラー写真で掲載されており、巣の中の様子が写真で分かる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 鳥類 (488 9版)
- 参考資料
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①小田英智『ツバメ観察事典』 偕成社,1997,39p. 参照はp.20-21.
②佐藤信敏, 渡辺仁『ツバメ』 農山漁村文化協会,2012,56p. 参照はp.12-13,18-19.
③菅原光二『ツバメのくらし』 あかね書房,2005,53p. 参照はp.18-19,22-23.
④孝森まさひで『ツバメ観察記』 福音館書店,2016,39p. 参照はp.10-13.
⑤孝森まさひで『はばたけ!ツバメ』 そうえん社,2012,28p. 参照はp.7-8.
⑥亀田龍吉,西海 功『ツバメ』 あかね書房,2012,63p. 参照はp.32-35.
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①小田英智『ツバメ観察事典』 偕成社,1997,39p. 参照はp.20-21.
- キーワード
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- ツバメ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2021061312420215011
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000309737