レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年04月01日
- 登録日時
- 2017/08/23 18:50
- 更新日時
- 2017/11/07 10:54
- 管理番号
- 島根参2017-04-005
- 質問
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解決
1975年のイースター(復活祭)は、何月何日だったのか知りたい。
- 回答
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【資料1】 『暦の百科事典』 (本の友社) p354 「復活祭の計算式 石井由紀夫」 に、1900年から2099年までの復活祭の日取りを算出するオベイルンの計算式が掲載されている。 このやり方で計算すると、1975年の復活祭は 「3月30日」 となる。
日本ナザレン教会のHPに、1900年~2099年のイースターの日付一覧が掲載されている。(最終確認2017/8/23)
ホーム>便利帳>イースター(復活祭)の日付 http://www.nazarene.or.jp/easter_list_2.htm
1975年の復活祭は 「3月30日」 と記載あり。 (※ギリシア正教会など東方教会系では多くがユリウス暦を適用し、イースターの日の定義も西方教会とは一部異なるため一致しない。)
朝日新聞記事データベース 『聞蔵Ⅱ』 で 「復活祭」 をキーワード検索。 1975年4月1日掲載の記事 「冷血 一家11人射殺 オハイオ州」 に、30日の事件として 「この日は復活祭の祝日で・・・」 との記載あり。
以上により、1975年の復活祭は3月30日と回答した。
<参考>
【資料2】 『暦の大事典』(朝倉書店)
p82~85 「イースターとクリスマス」
325年6月15日、全ローマ帝国を統一したコンスタンティヌス大帝 (在位306-337) によってアナトリアの二ケーア (現在のトルコのイズニク) に招集された第1回ニケーア教会会議で、復活祭の日付に関して2つの重要な決定が下された。 ① 復活祭を日曜日に祝うというローマの慣例を承認したこと。 ② 期日を3月21日春分後の最初の満月直後の日曜日に決めたことである。
最初の満月は3月21日と4月18日との間に起こり、復活祭の期日には3月22日から4月25日までの35日間の幅がある。
また東方正教会ではユリウス暦を基準に復活祭の日取りを算出することから、西方教会の復活祭と必ずしも一致しない。
p85に、2011~2020年の復活祭日付一覧あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 時法.暦学 (449 8版)
- 参考資料
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【資料1】暦の会 編著 , 暦の会. 暦の百科事典 : 2000年版. 本の友社, 1999.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002859581-00 , ISBN 4894392747 (p354 当館請求記号 R449/コ99 ※貸出禁止資料) -
【資料2】岡田芳朗 編者代表 , 岡田, 芳朗, 1930-2014. 暦の大事典 = ENCYCLOPEDIA OF CALENDAR. 朝倉書店, 2014.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I025591806-00 , ISBN 9784254102376 (p82-85 当館請求記号 R449.0/コ14 ※貸出禁止資料)
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【資料1】暦の会 編著 , 暦の会. 暦の百科事典 : 2000年版. 本の友社, 1999.
- キーワード
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- 復活祭
- イースター
- 日付
- キリスト教
- 教会暦
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000220972