レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/03/26
- 登録日時
- 2012/03/28 02:00
- 更新日時
- 2014/02/27 17:06
- 管理番号
- 1000000654
- 質問
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解決
沖縄の「のべおくり」の写真があれば見たい。
- 回答
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『広辞苑 [2] た~ん』(新村 出、岩波書店、2008年)
p2201 「野辺送り」の項に、「①遺骸を火葬場または埋葬場まで見送ること。のおくり。のべおくり。②葬式」とある。
下記の資料を提供する。
『葬儀と墓の現在』(国立歴史民俗博物館、吉川弘文館、2002年)
p3 「沖縄県久高島の龕」の項に、龕(がん:使者を墓まで運ぶ道具)を担いでいる人々の写真あり。
『神々の原郷 久高島 下巻』(比嘉 康雄、第一書房、1993年)
p412 「クニガミ」の葬式風景。
『郷土のくらしと文化-図説-上巻』(新星図書出版、1980年)
p114‐117 多良間の野辺送りの写真がある。
『沖縄の葬式』(佐久田 繁、月刊沖縄社、1995年)
巻頭に、尚泰の葬儀(明治34年)、本土(明治44年と大正初期のもの)、宮古島(昭和12年)、撮影場所記載なし(昭和14年、沖縄本島と思われる)、与那国(1974年)の野辺送りの写真がある。
『琉球列島における死霊祭祀の構造』(酒井 卯作、第一書房、1987年)
p312 「奄美大島西古見の葬列」
p571 「徳之島天城町の葬儀」
『沖縄の人生儀礼と墓』(名嘉真 宜勝、沖縄文化社、1999年)
p52 「一般的な龕のかつぎ方」(撮影場所の記載なし)
p58 「多良間の野辺送り」
『大琉球写真帖』(大琉球写真帖編集委員会、大琉球写真帖刊行委員会、1990年)
写真№679 「葬儀の列」 大正10年頃と思われる葬列の写真(故人の兄撮影)。故人が小豆島出身のため、その島の風習に倣った葬儀を沖縄で行ったとある。撮影場所の記載はないが沖縄本島と思われる。
写真№.693 「奄美・加計呂麻島 野辺の送り」(昭和55年頃)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会科学 (3 9版)
- 参考資料
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- 1 広辞苑 [2] た-ん 新村/出∥編 岩波書店 2008.1 R813.1/SH64/2 p2201
- 2 葬儀と墓の現在 国立歴史民俗博物館∥編 吉川弘文館 2002.12 K385/KO49 p3
- 3 神々の原郷 久高島 下巻 比嘉 康雄∥著 第一書房 1993.11 K386/H55/2 p412
- 4 郷土のくらしと文化-図説- 上巻 新星図書出版 1980.12 K382/KY2/1 p114‐117
- 5 沖縄の葬式 佐久田 繁∥編著 月刊沖縄社 1995.12 K385/SA52
- 6 琉球列島における死霊祭祀の構造 酒井 卯作∥著 第一書房 1987.10 K385/SA29 p312、p571
- 7 沖縄の人生儀礼と墓 名嘉真 宜勝∥著 沖縄文化社 1999.6 K385/N35 p52、p58
- 8 大琉球写真帖 大琉球写真帖編集委員会∥編 大琉球写真帖刊行委員会 1990.9 K299/D26 写真№679、写真№693
- キーワード
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- 野辺送り
- 葬式
- 祭祀
- 沖縄
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000104338