レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/04/08
- 登録日時
- 2008/11/13 02:10
- 更新日時
- 2009/11/20 14:16
- 管理番号
- 埼浦-2008-001
- 質問
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解決
1920年頃の埼玉県の福利委員(方面委員=現在の民生委員)について、制度の導入過程、委員の選出基準、委員の職務などを知りたい。
- 回答
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以下の埼玉関係資料の記述を紹介する。
『埼玉共済会二十年史』
p50-55に制度の概要あり。埼玉県では、埼玉共済会が福利委員の名称で大正8年から活動を開始した。p53「委員制度の名称」に、福利委員という名称になった理由が記載されている。p57-58に福利委員設置規程(大正15年12月1日改正)が記載されている。
p55-56「組織大要」の項では、福利委員にふさわしい資質を数点あげている。
p56-57「委員の職務」の項では、11の職務をあげている。
『埼玉県共済会七十年史』
p46-55に、上記資料と同内容の記述あり。
p49-50「実施の過程」によれば、福利委員制度は、埼玉県方面委員設置規程(昭和6年12月18日)をもって県に移管され、方面委員と改称したとあり。
※本資料は、上記資料に比べ文中に注記があり、写真も収録されている。
※埼玉県方面委員設置規程(昭和6年12月18日)の本文は、『新編埼玉県史 資料編23 近代・現代5』p795-796に掲載されている。
『新編埼玉県史 通史編6 近代2』
p263-267に、前述資料とほぼ同内容の記述あり。
『埼玉県行政史 2』
p256-260に、前述資料とほぼ同内容の記述あり。
- 回答プロセス
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埼玉県の行政史資料『埼玉県行政史 2』『新編埼玉県史 通史編6 近代2』にあたり、制度の概要を知る。
自館目録を〈埼玉共済会〉〈埼玉県共済会〉で検索したところ、該当する資料が2件あり。
『埼玉共済会二十年史』『埼玉県共済会七十年史』に制度の導入過程、委員の選出基準、委員の職務について該当する記述あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会福祉 (369 9版)
- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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- 『埼玉共済会二十年史』(埼玉共済会 1942)
- 『埼玉県共済会七十年史』(埼玉県共済会尚和園 1989)
- 『新編埼玉県史 資料編23 近代・現代5』(埼玉県 1982)
- 『新編埼玉県史 通史編6 近代2』(埼玉県 1989)
- 『埼玉県行政史 2』(埼玉県 1990)
- キーワード
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- 福利委員
- 方面委員
- 民生委員-歴史
- 社会福祉-埼玉県-歴史
- 郷土資料
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 定番事例-参考資料-新編埼玉県史-解決
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000048896