レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年07月07日
- 登録日時
- 2010/08/01 12:42
- 更新日時
- 2010/08/01 12:42
- 管理番号
- 0000103293
- 質問
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解決
下記参考資料1『維新実談七卿芳跡』p133の「楠公祭」の箇所に、福原越後が「その時正成肌の守を取出し」云々の長歌を揮毫し、これを木版に刻して搨本(すりもの)を領民に配布している、と書かれている。この配布した時期がわかる資料はないか。
- 回答
-
福原越後についての資料として下記参考資料2~5を確認。
下記参考資料2の「越後公士気の鼓舞に力めらる」の箇所に、質問事項と合致する内容の記述があり、「元治元年5月」とある。
なお、「その時正成肌の守を取出し・・・」は、次のサイトによると謡曲の一節のようである(「其時正成。肌の守を取出し。・・・」)。
下記参考資料6でも確認できる。
・謡曲三百五十番集(半魚文庫)
http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/~hangyo/utahi/text/yo166.txt
(最終確認日:2010/08/01)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 1 『維新実談七卿芳跡』 作間久吉 作間久吉 1925.03 Y215.8/F 5/ p133
- 2 『贈正四位福原越後公傳』 田中 喜市 1916 Y289/F 74/
- 3 『福原越後』 上田 芳江 福原越後公百年祭記念顕彰会 1966 Y289/F 75/
- 4 『福原家文書』上・中・下・別巻 渡辺翁記念文化協会 1998.03 Y208/L 3/
- 5 『宇部市史』 宇部市史編集委員会∥編 宇部市 1991.03 Y262/M 0/
- 6 『謠曲三百五十番集』 野々村戒三∥解説 日本名著全集刊行会 1928 912.3/F 8/ p419
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000069707