レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/03
- 登録日時
- 2011/04/01 02:00
- 更新日時
- 2011/04/01 02:00
- 管理番号
- H22-71
- 質問
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解決
食べ物のタコ、イカにまつわることわざやそれを詠んだ和歌、俳句、川柳などがあれば何でも知りたい
- 回答
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『新俳句大観 : 三句索引』明治書院編集部編 明治書院 2006<当館請求記号 R911.3/Mei>
『現代短歌分類辞典』津端亨編纂 現代短歌分類辞典刊行所 1981-1983<当館請求記号 R911.1/Tsu/62>
『『現代短歌分類辞典』津端亨編纂 現代短歌分類辞典刊行所 1986-1993<当館請求記号 R911.1/Tsu/186>
『名句鑑賞辞典』飯田龍太, 稲畑汀子, 森澄雄監修 角川書店 2000<当館請求記号 R911/Iid>
『季節のことば辞典』復本一郎監修 柏書房 2004<当館請求記号 R911/Fuk>
『三省堂名歌名句辞典』佐佐木幸綱, 復本一郎編 三省堂 2005<当館請求記号 R911.1/Sas>
『たべものことわざ辞典』西谷裕子編 東京堂出版 2005<当館請求記号 R388.8/Nis>
上記の辞典に多数あり
いかのぼり→関西の言い方で凧のこと
烏賊売りの声まぎらはし杜宇(ほととぎす)(芭蕉)
蛸壺やはかなき夢を夏の月(芭蕉)出典は『猿蓑』 で『笈の小文』に収録されている
→夏の短夜の月がまだ中空にある、やがて明けてゆく夜とともに蛸壺の蛸ははかない夢から覚めて捕えられることであろう→諸行無常
蛸壺につつじ入りにけり須磨の宿(桃葉)
冬枯れや蛸ぶら下げる煮売り茶店(子規)
蛸を揉む力は夫に見せまじもの(八木三日女)
章魚沈むそのとき海の色をして(上村占魚(うえむらせんぎょ))→その時の状況にあった俳句
烏賊とも蛸とも知れぬ
烏賊の甲より年の劫
烏賊の手は食うてもその手は食わぬ
烏賊がすみを吐いて逃げるよう
師走の貧乏烏賊
烏賊蛸三年なば八年
やかんで茹でた蛸のよう
ふぐは悪女で蛸の味→フグは悪女のように見た目は悪く、毒を持って危険だが、その味はかめばかむほど味が出る蛸のようにおいしいということ
春は貝、秋は蛸
歯なしの大蛸→歯のない者が大きなタコを食べようとすることから、身分不相応、身のほど知らずのたとえ
夏蛸は嫁に食わすな
土用の蛸は親にも食わすな
蛸は身を食う
蛸の共食い
蛸に骨なし海月に目無し
女と蛸は叩けば叩くほどよくなる
男は元気蛸はイボ→生きがよくて元気なタコほど吸着盤の力が強いことから、男の子に元気をつけるときに掛ける言葉(青森地方)
- 回答プロセス
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関連の辞典類をブラウジング→数冊発見
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- たこ
- イカ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 教職員
- 登録番号
- 1000083735