レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009.10.03
- 登録日時
- 2011/04/12 02:02
- 更新日時
- 2011/04/12 02:02
- 管理番号
- 新市図-00940
- 質問
-
未解決
山下明生の『海のコウモリ』『カモメの家』を読んだ。『カモメの家』の作者紹介欄に「『海のコウモリ』『カモメの家』につづく三部作完結編の『ガラスの魚』を構想中」とあるので借りて読みたい。
- 回答
-
1998年8月の時点では執筆中だがそれ以降は不明。既刊2冊の出版社である理論社に問い合わせるのが最良ではないか,と回答。
- 回答プロセス
-
1『海のコウモリ』『カモメの家』を確認。2冊とも宇野亜喜良の絵,理論社発行でそれぞれ1985年,1991年刊。
2『ガラスの魚』について図書館情報システム,県内横断図書館検索システム,児童書総合目録,総合目録ネットワークシステム,日外BOOKPLUS,インターネットで検索するが所蔵なし。
3日外アソシエーツWHOPLUSで山下明生を検索。記事・論文14件中,『日本児童文学』(1997.7-8月号43(4)特集:海と児童文学)に山下明生の対談記事が載っているので見てみると,「『ガラスの魚』はいつごろ出来上がる予定ですか。」「もう一年くらいでしょうか。」とある。
4上記より日外アソシエーツBOOKPLUSで1997.7~2009.9の間に出版された著作を検索、91件ヒット。要旨を参考に『きつねのぼんおどり』(宇野 亜喜良/画 2000)『宝島へのパスポート:子どもの本はいま』(1998.8)の現物を見てみる。『きつね…』は内容が違った。『宝島…』は今江祥智・上野瞭との対談集。本文中に「今書いている『カモメの家』の続編の『ガラスの魚』は,…」とあり,巻末の著者紹介に「現在,『海のコウモリ』『カモメの家』に続く<海の三部作>の第三部を執筆中」とある。
5国会図書館の雑誌記事索引検索で論題名あるいは著者名に山下明生で検索するが,③とほぼ変わらず。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 小説.物語 (913 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 山下明生
- ガラスの魚
- 海の三部作
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 児童
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000084855