レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009.03.05
- 登録日時
- 2011/04/12 02:01
- 更新日時
- 2011/04/12 02:01
- 管理番号
- 新市図-00413
- 質問
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解決
「巡礼お鶴」という昔話があるようだ。再話をしてくれた人の話によると「昔、浄瑠璃で回ってきたものを、母親が聞かせてくれたものだと思う」ということなので、原本があるようなら探してほしい。
- 回答
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(1)の資料の解題や付録の「傾城阿波の鳴門雑感」によると、通しの上演はあまりなく、8段目の「順礼歌の段」だけが生き残ってきたということなので、おそらくこの8段目が「巡礼お鶴」と題されて地方に浄瑠璃が回ってきたのではないかと推測される。従って浄瑠璃の原本は(1)の資料であると回答した。
また、「(2)の瞽女の唄も参考にしてください。」と申し述べた。
- 回答プロセス
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「巡礼お鶴」を図書館システムで検索するがなし。
レファレンスデータベースで検索すると、管理番号293にあり。回答の図書は新津図書館所蔵の(1)の資料。
(1)『近松半二浄瑠璃集 2』(図書刊行会 1996)p285~378に「傾城阿波の鳴門」収録。
(2)『阿賀北瞽女と瞽女唄集』(新発田市文化財調査審議会編 下越瞽女唄研究会 1977)p35~40「阿波の徳島十郎兵エ」
(3)インターネット検索「傾城阿波の鳴門」「巡礼お鶴」
- 事前調査事項
- NDC
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- 戯曲 (912 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 巡礼お鶴
- 傾城阿波の鳴門
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000084734