レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年05月14日
- 登録日時
- 2013/04/05 11:00
- 更新日時
- 2013/04/05 11:06
- 管理番号
- 福島地域0175
- 質問
-
原発立地以前の相双地区(特に双葉町、大熊町)の経済・労働・産業について知りたい。特に出稼ぎの実態や実数が確認できる資料がみたい。
- 回答
-
双葉町史、大熊町史は利用者の方が調査済みとのことでしたので、それ以外の資料として下記をご紹介しました。
【出稼ぎの実態や実数について】・『福島県の農業 昭和40年2月1日』 p74-97に「専業兼業別農家数」の自治体別統計があります。
【町の産業について】次に、原発立地以前の自治体の経済・労働・産業について、比較が可能な項目をご紹介します。市町村民分配所得です。これは、自治体内生産所得を自治体人員で割った数値です。・『市町村民所得 昭和37年 市町村民所得からみた地域経済分析』 福島県企画開発部統計課 1964p23-57に「市町村内生産所得」および「市町村民分配所得」が自治体毎に掲載されています。なお、現在公表されている新しい数値は「福島県市町村民経済計算年報(平成21(2009)年度版)」になります。http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=F3271C4D2F7363AE4DACC8C5863D8660?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=17022#no.2第2部第1章「市町村内総生産」http://www.pref.fukushima.jp/toukei/data/02/syotoku/21zenbun/2009dai2bu1shi.xls平成21年度(2009)の県内総生産に対する双葉町、大熊町の比率は、それぞれ1.1%、1.9%です。『昭和37年市町村民所得』と比較すると、45年間(原発の建設、稼働前後をはさんだ)で双葉町が0.9%、大熊町は1.7%増加していることがわかります。
【ほかに】また、昭和40年ごろの双葉町、大熊町の状況については、『福島県史 17 政治3』 福島県 1970p1538-1543に大熊町、p1544-1551に双葉町の記載がありました。ほかに、『ふるさと再発見』 福島民友新聞社 1975は、昭和48年から福島民友新聞に連載された記事の出版物です。各自治体の現況がまとめられています。大熊町がp533-538に、双葉町がp539-544に掲載されています。両町とも、原発立地後の話題として、出稼ぎの減少が取り上げられています。"
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
『双葉町史』『大熊町史』『福島県統計年鑑』『福島民報年鑑』
- NDC
- 参考資料
-
- 『福島県の農業 昭和40年2月1日』 p74-97;『市町村民所得 昭和37年 市町村民所得からみた地域経済分析』 福島県企画開発部統計課 1964 p23-57;『福島県史 第17巻 各論編』 福島県 1970 p1538-43, p1544-1551;『ふるさと再発見』 福島民友新聞社編集局/編 福島民友新聞社 1975 p533-538, p539-544
- キーワード
-
- 相双地区;双葉町;大熊町;出稼ぎ;労働
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000130054