レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年02月13日
- 登録日時
- 2012/07/28 12:10
- 更新日時
- 2012/08/07 08:06
- 管理番号
- 福島一般3126
- 質問
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三好十郎の日記で、「よその事、他人の事として見過ごしてはならぬ...」という文章が掲載されている本を探している。
- 回答
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次の資料に、引用の形で掲載されていました(引用元は「『戦争日記(三)』、一九六三年一一号『文芸』」とのこと)。
『三好十郎伝: 悲しい火だるま』 片島紀男/著 五月書房 2004 p.323
引用元の資料については、当館に所蔵がありませんでした。
国立国会図書館サーチで検索しますと、河出書房新社で出版している雑誌『文芸』1963年11月号に三好十郎著の「戦争日記ー完ー」という記事がありましたので、おそらくこの雑誌記事のことではないかと思われます。
国立国会図書館サーチの当該記事情報のURLは次の通りです。
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I751355-00
なお、引用されていた範囲の全文は次の通りです。
「○よその事、他人の事として見過ごしてはならぬ。この辺にしても、今に焼かれる。焼かれてもヘコタレヌためには、今からその心構えと対策を講じて、直ぐに実行に着手しなければならぬ。だのに隣組防空群全体としては、何一つやれない。しかたが無いから、自分自分で自衛策を立てる以外に無いのである。各個でやることはエネルギイの使ひ方に無駄多くて、不利であるが、でもしかたが無い。日本人は、もっともっとひどい目に合わねば眼がさめないのだ。それが日本及び日本人の運命なのだ」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『三好十郎伝 悲しい火だるま』 片島紀男/著 五月書房 2004 p.323
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『三好十郎伝 悲しい火だるま』 片島紀男/著 五月書房 2004 p.323
- キーワード
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- 三好十郎
- 片島紀男
- 戦争日記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000109460