レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年01月07日
- 登録日時
- 2012/07/28 11:43
- 更新日時
- 2012/08/03 16:58
- 管理番号
- 福島一般3125
- 質問
-
「昭和大禮記念章」という記念章がある。昭和天皇に縁のある記念章のようだが、その由来を知りたい。
- 回答
-
参考資料の記述より、昭和天皇の大典にあたって、造幣局泉友会により販売された記念章であると考えられます。
- 回答プロセス
-
1) インターネットで「大禮記念章」を検索したところ、大蔵省造幣局によって製造されたものと判断できました。
2) そこで『造幣局百年史』をあたると、大禮記念章の写真掲載が有りました。
同書の記述の概要は以下のとおりです。
昭和15年に造幣局内で、造幣技術に関する研究会「造幣学術研究会」が発足される。
大正12年に同会が「造幣局泉友会」と名を改め、大正6年より研究会が行ってきた章はい類の販売資産も引き継ぐこととなった。
昭和3年に今上天皇(現昭和天皇)の大典を記念する章はい類を造幣局に発注し、意匠登録のうえ販売をしたところ32万1543個という未曾有の売上げを記録した。
- 事前調査事項
-
質問者自身の調査では、昭和天皇に縁の記念章ではないかということでした。
- NDC
- 参考資料
-
- 『造幣局百年史』 大蔵省造幣局 1976 p103-106,249-251
- キーワード
-
- 大禮記念章(タイホウキネンショウ)
- 造幣局(ゾウヘイキョク)
- 泉友会(センユウカイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000109459