レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/04/12 14:41
- 更新日時
- 2014/04/12 14:43
- 管理番号
- 浜松035
- 質問
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解決
18世紀朝鮮の画家「李聖麟」(号は蘇斉)の略歴、作品、落款を調べたい。
- 回答
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・「朝鮮通信使絵図集成」辛基秀ほか∥著 講談社 62頁『山水図』(カラー)、143頁『月梅図』『人物図』(モノクロ)。139頁に日本滞在中の作品として確認されているもの一覧表あり。
・「朝鮮通信使をよみなおす」仲尾宏∥著 明石書店 119頁~李聖麟と大岡春朴の交流について。232頁~落款について
・「別冊太陽 韓国・朝鮮の絵画」平凡社 96頁~大岡春朴画『延享年間朝鮮来聘使図巻』(部分)に李聖麟の肖像。
- 回答プロセス
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「朝鮮書画人物辞典」呉世昌∥著 国書刊行会 1992年 189頁より、朝鮮通信使の画員だったことが判明。
朝鮮通信使に関する資料をあたる。李聖麟は寛延元(1748)年に来日。日本への進物として本国より持参した作品の他、滞在中にもかなりの作品を描き残したようだ。
また、韓国国立中央博物館所蔵の「槎路勝区」(釜山港から江戸までの道中記録図)は李聖麟の作と言われているが確証なしとのこと。
※「世界美術大全集 東洋編11 朝鮮王朝」小学館 325頁~『槎路勝区』(部分)
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 朝鮮通信使
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000152098