レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年08月23日
- 登録日時
- 2020/12/18 14:27
- 更新日時
- 2021/03/11 16:52
- 管理番号
- 新県図-01447
- 質問
-
解決
大沢山温泉の開湯年と新湯について
- 回答
-
下記(1)~(12)の当館所蔵資料を中心に調査をしたところ、下記(1)~(3)の資料に大沢山温泉の開湯年について、下記(1)(4)の資料に新湯について記述がありました。
(1)『南魚沼郡志』(南魚沼郡教育会/編 南魚沼郡教育会 1920)
p1006~1008「四、大澤山冷泉」の項に、「湯屋二戸あり(中略)其一は古湯といひ今は大平吉十郎経営す寛永二年の発見なりと云ふ(中略)其一は新湯といひ元亀年中の発見にかかるとの口碑あり」と記述があります。
(2)『新潟県温泉誌』(新潟県衛生課/編 新潟県衛生課 1933)
p311~313「大澤鉱泉」の項に、「寛永二年の発見だと云ふから随分古い鉱泉だ。」と記述があります。
(3)『新潟県温泉案内』(新潟県知事室観光課/編 新潟県知事室観光課 1950)
p24「大沢山鉱泉」の項に、「寛永二年新田氏の臣小山某という武士が発見して世に紹介したと言われる。」と記述があります。
(4)『越後の湯』(朝日新聞社新潟支局/編 北都 1988)
p120「大沢山」の項で、「新湯」について「天保十二年、地区の共同浴場を買い取り、明治の終わりに横井戸を掘った。これが現在、大沢山温泉の源泉となっている。」と記述があります。
(5)『温泉の越後』(新潟県温泉協会/編 新潟県温泉協会 1935)
(6)『温泉の越後』(源川公章/編 新潟市大畑青年会 1936)
(7)『越佐叢書』第5巻(今泉鐸次郎/編,今泉省三/編,真水淳/編 野島出版 1974)
p341~377「後越薬泉」
(8)『新潟県の温泉』(新潟県生活環境部/編 新潟県生活環境部 1982)
(9)『新潟温泉風土記』(島津光夫/著 野島出版 2001)
(10)『石打郷土誌』(石打郷土誌編纂委員会/編 塩沢町教育委員会 1967)
(11)『南魚沼郡誌』続編上・下巻(南魚沼郡誌編集委員会/著 新潟県南魚沼郡町村会 1971)
(12)『塩沢町史』通史編 上・下巻(塩沢町/編 塩沢町 2002・2003)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 北陸地方 (214 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 大沢山温泉
- 新湯
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000290920