■取り壊し時期について
以下の資料に関連する情報を確認しました。
・『天地人 2019年5月』(宇都宮商工会議所/編、発行)
宇都宮商工会議所が発行する会報誌です。
p.19「ふるさと歴史民俗散歩 第30回 軍部の面影を残す宇都宮中央女子高赤レンガ倉庫」(柏村祐司/著)の記事が掲載されており、建築当時の赤レンガ倉庫の外観や使用用途、その後の変遷等について記述があります。
なお、本資料は宇都宮商工会議所公式ホームページにPDFが公開されており、インターネット上から閲覧することができます。
https://www.u-tenchijin.com/category/backnumber/bn2019/(2023.3.21 確認)
また、『なるほど宇都宮 歴史・民俗・人物百科』(柏村祐司/著 随想舎 2020)
にも上記の記事が掲載されています。(p.70-71)
・『戸祭地域の歴史再発見』(戸祭歴史セミナー/編 戸祭歴史セミナー 2018)
p.22-25 「7 宇都宮中央女子高校赤レンガ倉庫」の項があります。「中央女子高・聾学校時代」(p25)には赤レンガ倉庫の取り壊しについて、「昭和50年代」と記述があります。
■改修工事について
・『天地人 2019年5月』(宇都宮商工会議所/編、発行)
上記で紹介した宇都宮商工会議所が発行する会報誌です。
記事の中に「平成十三年改修新築」とありますが、詳しい記述はありません。
・『栃木県の近代化遺産 栃木県近代化遺産(建造物等)総合調査報告書』(栃木県教育委員会文化財課/編、発行 2003)
p.246-247 「139 歩兵第66連隊庖厨棟(宇都宮中央女子高校校舎)」の項があります。改修について、平成12年(第一次)に屋根の工事が行われ、平成14年改修(第二次)で多目的ホールとして使用できるようになったとあります。
■そのほかお調べした資料
お求めの情報は確認できませんでしたが、参考までにお知らせします。
・『栃木県の明治建築 9号』(栃木県立宇都宮女子高等学校社会クラブ/編、発行 1968)
・『栃木県立聾学校七十年誌』(栃木県立聾学校創立七十周年記念誌編集委員/編 栃木県立聾学校 1979)
・『栃木県大百科事典』(栃木県大百科事典刊行会/編、発行 1980)
・『栃木県の建築文化 リスト編』(栃木県建築士会/編、発行 1984)
・『建築年報 VOL.2』(栃木県土木部建築課/編、発行 1987)
・『六十年誌』(栃木県立中央女子高等学校六十年誌編集委員会/編 栃木県立宇都宮中央女子高等学校 1988)
・『宇都宮建築マップ』(栃木県建築士会/編著、発行 1994)
・『昭和から平成へ』(栃木県立宇都宮中央女子高等学校/編、発行 1998)
・『歴史と文化 第9号』(栃木県歴史文化研究会/編、発行 2000)
・『歴史と文化 第11号』(栃木県歴史文化研究会/編、発行 2002)
・『栃木県の財政 平成13年度上半期の財政の状況 平成12年度決算の状況 第106回』(栃木県/編、発行 2001)
・『栃木県の教育 平成12年度』(栃木県教育委員会事務局総務課/編 栃木県教育委員会 2001)
・『栃木県の教育 平成13年度』(栃木県総合教育センター/編、発行 2002)
・『栃木県の教育 平成14年度』(栃木県総合教育センター/編、発行 2003)
・『栃木県の教育 平成15年度』(栃木県総合教育センター/編、発行 2004)
・『公立学校建物の実態 平成13年度』(栃木県教育委員会施設課/編、発行 2002)
・『栃木の建築』(栃木県建築士会/編、発行 2002)
・『近代遺跡調査報告書 交通・運輸・通信業 第2分冊 (倉庫・灯台・運河・河川・堤防・飛行場・郵便・電信・電話・その他)』(文化庁文化財第二課 /著、発行 2019)