以下の資料に関連の記述を確認しました。
・『児童養護施設下野三楽園史考』(田村匡彦/著 随想舎 2019)
p.169「第四章 戦後の民主化と園の変化 第一節 1945(昭和20)年代の園 (4)児童福祉法と施設最低基準 陳情書」の項に社会状況は戦災孤児、引き上げ孤児対応に限らず施設の増(設)を強く求めた、と記述があります。
p.170「第四章 戦後の民主化と園の変化 第一節 1945(昭和20)年代の園 (4)児童福祉法と施設最低基準 入所児童の状況(用語は当時のまま)」の項に児童の入所まえの状況記録の記述があります。
・『栃木の児童福祉制度と人』(田村匡彦/著 随想舎 2022)
p.10-11 「第一章 児童相談所の開設と登録里親の組織化 1 戦後発覚した人身売買」の項に県は「全国孤児一斉調査」結果に基づき、1947年12月末の県内20歳未満の孤児は2,588人と発表した。と記述があります。
・『浮浪児の保護と指導』(大宮録郎/著 中和書院 1948)
p.12-13 「浮浪児の実態」の項に戦争孤児の罹災地(都道府県別・栃木県)の実数の記載があります。
・『宇都宮空襲論』(米山和也/著 出版年不明)
p.33-34 学校別罹災児童の分布状況、児童数(表)の記述があります。
・『戦争孤児たちの戦後史 2』(平井美津子/編,本庄豊/編 吉川弘文館 2020)
p.2 「はじめに 戦争孤児たちの生きるための戦い 一 国策と進められた学童疎開」(本庄豊/著)の項に都道府県別戦争孤児数があり栃木県の戦争孤児の人数の記載があります。