上野百貨店の写真について、以下の資料に掲載を確認しました。
また、上野百貨店の前身である上野呉服店に関する写真も併せてご紹介します。
・『とちぎ20世紀 上巻』(下野新聞「とちぎ20世紀」取材班/編 下野新聞社 2000)
p.262-267「県内初の百貨店 上野百貨店」
関係者への取材から県内百貨店の賑わいを振り返る内容です。
掲載写真の内容等は以下のとおりです。
p.263 店舗外観「上野百貨店の前身、上野呉服店馬場町支店が開店した大正末期から昭和初期ごろ」
p.264 店内「戦後間もないころの生地と子供服売り場。子供は洋服だが、親や店員らはまだ着物姿」
・『馬場町ものがたり なつかしのバンバと未来への夜明け』(宇都宮市馬場町町会誌発行委員会/編 宇都宮市馬場町町会 1981)
p.39-46「バンバ進出前後“あれこれ”」(上野修二郎/著)
当時の上野百貨店社長による寄稿です。
明治45年の呉服屋時代の創業から昭和初期までの百貨店の沿革が語られています。
掲載写真の内容等は以下のとおりです。
p.45 店舗外観「昭和初期頃の上野百科店(3階建) 左は足利銀行」
・『広馬場(ばんば)は宮の夢舞台 明治時代の魅惑宇都宮盛り場物語,のぞきからくり』(藤田好三/著 しもつけの心出版 2012)
p.38-39「上野《呉服屋》さんありき」
創業初期の写真等が多数掲載されています。
掲載写真の内容等は以下のとおりです。
p.38 店舗外観「本郷町店舗 営業案内」
p.38 ユニフォーム姿「上野呉服店開業当時のユニフォーム姿」
p.38 売場「階下売場」、「二階陳列場」
p.38 チラシ「営業案内」
p.38 店舗新築工事「明神下店舗新築工事期風景」
p.39 店舗外観「明神下店舗」、「御中元御贈答御案内」
p.39 フロア案内「上野ニュース」
p.39 チラシ・広告・包装紙 「田楽もなかチラシ」、「新聞折込広告」、「モダンな包装紙」
p.39 食堂で使用された物「食堂で使われた水差・花活」
・『宇都宮市の昭和 写真アルバム』(いき出版 2016)
p.154-158「百貨店の盛衰」
昭和30~50年代の各百貨店の写真と簡単な解説が掲載されています。
掲載写真の内容等は以下のとおりです。
p.156 店舗外観・看板「宇都宮駅方面の夜景。大通りに上野百貨店の看板が見える <昭和30年代>」
p.157 店舗外観「上野百貨店は明治28年油屋呉服店として泉町で創業した <昭和44年>」
p.157 店舗内 「開店したばかりの新うえの <昭和44年>」
p.158 店舗外観・看板「「デパート戦争」時代の上野百貨店、西武百貨店、福田屋百貨店<昭和49年>」
古写真が掲載された類似の資料集は、このほかにも複数出版されています。
・『写真と絵でたどる「宇都宮の百年」』(石井敏夫/編 宇都宮百年の会 1976)
p.4 店舗外観「大正13年頃 上野呉服店と電気館の一部を見る」
・『ふるさとの想い出写真集 明治・大正・昭和 宇都宮』(徳田浩淳/編 国書刊行会 1979)
p.49 チラシ「大正年間の上野呉服店営業案内」
・『宇都宮今昔写真帖』(郷土出版社,発行 2010)
p.126 店舗外観「上野百貨店新館 「新うえの」 昭和49年」
(「平成21年」として、上野百貨店跡地の写真も掲載されています。)
・『目で見る宇都宮の100年』(大町雅美/〔ほか〕編集 郷土出版社 2000)
p.61 店舗外観「二荒山神社大通り(宇都宮市・昭和初期)」
・『写真でつづる宇都宮百年』(記念出版編集委員会/編,宇都宮市制100周年記念事業実行委員会 1996)
p.36 店舗外観「大正時代の二荒山神社前大通り」