レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/03/17
- 登録日時
- 2009/06/19 02:11
- 更新日時
- 2009/06/26 14:12
- 管理番号
- 埼久-2009-010
- 質問
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未解決
材料特性(成形限界線図:FLD=forming limit daiagram)について。プレス加工で用いられる成形限界曲線について確認をしたい。「一般材料(鋼材)では、平面ひずみ状態(最小主ひずみε2=0)の状態近傍で成形限界が小さくなる」とのことだが、その理由を詳しく知りたい。また、成形限界曲線についての図書などを紹介してほしい(利用したい)。
- 回答
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明確な該当記述のある資料は見つからず。関連する資料、Web情報、雑誌記事索引の情報を連絡する。回答プロセスを参照のこと。
以下の資料に「成形限界曲線」(変形限界曲線)に関する記載があり。
『プレス絞り加工』(日本金属プレス工業協会 日刊工業新聞社 2002)p7
『プレス絞り加工』(日本塑性加工学会 コロナ社 1994)p17
『わかりやすいプレス加工』(日刊工業新聞社 2000)p16-
『プレス加工用材料と金型用材料』(日本塑性加工学会 日刊工業新聞社 2003)p59、123
『プレス成形難易ハンドブック』(薄鋼板成形技術研究会 日刊工業新聞社 1997)p35-
『プレス成形難易ハンドブック』(薄鋼板成形技術研究会 日刊工業新聞社 1987)p28-31
『プレス技術用語辞典』(日本金属プレス工業協会 日刊工業新聞社 2001)p330
『新プレス加工データブック』(新プレス加工データブック編集委員会 日刊工業新聞社 1993)p191
『最新塑性加工要覧』(日本塑性加工学会 2000)p255
『プレス成形技術・用語ハンドブック』(日本金属プレス工業協会 日刊工業新聞社 1991)p487
- 回答プロセス
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所蔵資料以外の調査
質問者が調査済みの「プレス技術 2009年2月号」とWeb情報を確認する。
(http://weblearningplaza.jst.go.jp/cgi-bin/user/lesson_start.pl? 2009/05/14では検索できない)
course_code=549&lesson_code=4714&now_course=549&type=forceのFAQのQ9に
「一般材料(鋼材)では、平面ひずみ状態(最小主ひずみε2=0)の状態近傍で成形限界が小さくなる」
とあり。その理由についての記述は以下のとおり。
「平面ひずみで成形限界が小さいのは、平面ひずみ状態では、塑性不安定性がもっとも早期に発生するためということになる。」があり。典拠は「製鉄研究 第264号」(p1-29 県立図未所蔵 国会図所蔵)とわかる。
(http://weblearningplaza.jst.go.jp/taikei/549/faq/index.html 2009/03/17最終確認)
この他、雑誌記事からでは、県立久喜図書館所蔵の金属加工関係の雑誌『軽金属』のバックナンバーで〈成形限界〉をタイトルに含む論題には以下の記事があり。 成形限界ひずみの数値解析を検証した論考もあるが、質問の内容に沿うものかは 判断できず。紹介にとどめる。
小原嗣朗「5052合金板の成形限界曲線」(『軽金属 35(12) [1985.12]』p700-704)
勝田基嗣「3003および3004合金板の成形限界曲線」(『軽金属 35(12) [1985.12]』p696-699)
北沢君義「1050アルミニウム薄板のCNCインクリメンタル張出成形の成形限界」(『軽金属 47(3) [1997.03]』p145-150)
北沢君義「アルミニウム合金溶接管の揺動回転口広げ成形限界」(『軽金属 47(7) [1997.07]』p391-395)
北澤君義「純アルミニウム円管の揺動回転内フランジ成形法と成形限界」(『軽金属 49(3) [1999.03]』p118-122)
北澤君義「アルミニウムおよびアルミニウム合金薄板の1パス逐次張出成形の成形限界」(『軽金属 51(2) [2001.02]』p103-107)
桑原利彦ほか「Mg量の異なる5000系アルミニウム合金板の成形限界ひずみ」(『軽金属 56(6) [2006.6]』p323-328)
その他の調査資料
『応用金属学大系 11 金属加工法』(誠文堂新光社 1962)
『公害防止事業指導マニュアル 2 金属プレス加工業』(中小企業振興事業団 1977)
『新プレス加工データブック』(新プレス加工データブック編集委員会 日刊工業新聞社 1993)
『JISにもとづく板金プレス加工法』(プレス加工技術研究会 理工学社 1969)
『図解プレス加工辞典』(宮川松男 日刊工業新聞社 1974)
『せん断加工 プレス加工の基本技術』(日本塑性加工学会 コロナ社 1992)
『プレス打抜き加工』(日本金属プレス工業協会 日刊工業新聞社 2002)
『プレス加工』(春日保男 共立出版 1965)
『プレス加工型実用便覧』(太田哲 1969)
『プレス加工技術者のための新素形材加工Q&A』(松野建一 日刊工業新聞社 1993)
『プレス加工データブック』(プレス加工データブック編集委員会 日刊工業新聞社 1980)
『プレス加工と型技術』(太田哲 日刊工業新聞社 1990)
『プレス加工と型の設計』(太陽閣 1968)
『プレス加工の基礎知識』(太田哲 日刊工業新聞社 1982)
『プレス加工の工程設計』(日本金属プレス工業協会 日刊工業新聞社 2002)
『プレス加工のトライボロジー』(日本金属プレス工業協会 日刊工業新聞社 2002)
『プレス加工ノウハウ100題』(プレス加工ノウハウ編集委員会 日刊工業新聞社 1975)
『プレス加工ハンドブック』(橋本明 日刊工業新聞社 1971)
『プレス加工便覧』(日本塑性加工学会 丸善 1975)
- 事前調査事項
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調査済み資料:「プレス技術 2009年2月号」(日刊工業新聞社)p32に「成形限界線図」が記載されていた。
Web検索で(JST>材料特性>プレス加工で)でも関連資料掲載あり。
(http://weblearningplaza.jst.go.jp/cgi-bin/user/lesson_start.pl?course_code=549&lesson_code=4714&now_course=549&type=force)
- NDC
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- 金属加工.製造冶金 (566 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 成形限界-成形限界曲線
- プレス加工
- 塑性加工
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000055820