レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/09/09
- 登録日時
- 2007/09/13 02:14
- 更新日時
- 2024/03/30 00:31
- 管理番号
- M07030215058472
- 質問
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環境問題などで使われる「原単位」という言葉について知りたい。
- 回答
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『環境大事典』p.237「原単位」に,「環境負荷原単位」,「エネルギー消費原単位」が例に挙げられ,原単位について説明されている。「基準として使用する『単位』としては,工場などで製品または中間生産物の出荷額(量)あるいはサービスの量,家庭に関する場合は人口が一般的である」とある。関連して,p.65「エネルギー/GDP原単位」,p.340-341「CO2排出原単位」に,それぞれの言葉の意味や数値などに関して記述がある。 また,『温対法と省エネ法の原単位問題』p.4に,「エネルギー消費量の評価に用いる換算係数」について「これを『原単位』と呼ぶことが多い」という記述,「省エネルギーに伴うCO2削減量の把握のための原単位に,『火力平均』を使用するのが正しいのか,それとも『全電源平均』を使用するべきなのかという議論が,今後の営業戦略にも直接影響を及ぼすものとして,電力会社と石油・ガス会社などとの間で激しく議論されています。」という記述があり,本全体を通して原単位問題について解説されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 環境工学.公害 (519 9版)
- 参考資料
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- 吉村進編著『環境大事典』日刊工業新聞社,2003,849p.参照はp.65,237,340-341. 田中俊六著『温対法と省エネ法の原単位問題』オーム社,2007,114p.参照はp.4.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2007030215082758472
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000037508