レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年03月07日
- 登録日時
- 2021/11/16 10:43
- 更新日時
- 2021/12/06 16:41
- 管理番号
- 武蔵浦和-1-00139
- 質問
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解決
日本陸・海・空軍の、尉官(少尉とか)より下の階級のことが知りたい。
(どんな階級があるか。)
- 回答
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回答プロセス欄中の〇のついた資料を提供した。
- 回答プロセス
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・業務システムで、件名「陸軍」を検索し、市内所蔵でヒットしたものの中から何冊か取寄せ。
○B396.21『日本陸軍がよくわかる事典』太平洋戦争研究会/著 PHP研究所 2002
P.137~「第3章 兵と下士官」
徴兵や兵士たちの日常などについて書かれている。
P.166~昭和6年時・終戦時の陸軍准士官・下士官兵の階級の表がある。
○396.21『陸軍師団総覧』近現代史編纂会/編 新人物往来社 2000
P.18に階級の解説あり。
「軍隊は、将校・下士官・兵の三つの階級層から構成されていた。
最上級の大将から二等兵まで十七階級があった。」等
・業務システムで、件名「海軍」を検索し、市内所蔵でヒットしたものの中から何冊か取寄せ。
×397.21『海軍系統一覧・庁衙沿革』原書房 1975年
×397.21『図説日本海軍』太平洋戦争研究会/著 河出書房新社 1997
○397.21『図説日本海軍入門』学研 2007
P.23~「6 階級と兵種」
P.23 海軍武官階級及び海軍兵職階表(昭和17年10月31日以前と昭和17年11月1日以降)
P.24 士官の階級章(昭和17年10月31日以前)
P.25 下士官・兵の階級章(昭和17年10月31日以前)
・業務システムで、件名「空軍」を検索すると、外国の空軍に関する本ばかりヒットする。
そういえば旧日本軍に空軍はなかったのではと思い、インターネットで確認したところ、
「戦前の日本には独立の空軍はなかった」と書かれているページがあるので、
陸海軍の二つを調べることにする。
・レファレンス協同データベースで「軍 階級」検索したら、90件ヒット。
神戸市立中央図書館の事例「第二次世界大戦時の日本の軍隊の階級について」(管理番号:神戸図-474)にある資料を
さいたま市内図書館から取寄せ。
○392.1『帝国陸海軍事典』大浜徹也/編 同成社 1984
P.102-103 「表38 陸軍武官 官等級・兵等級表(昭和9年)」
P.114-115 「表41 海軍軍人階級表(海軍武官階級表・海軍兵職階表)」(昭和8年現在)
392.1『日本の軍隊』新人物往来社 2008
この資料は、市内所蔵なしのため、他の資料を確認して、回答するに足りなかったら、
県内多数所蔵しているので、相互貸借を検討する。
徳島市立図書館の事例「海軍の階級のわかるものはないか。」(管理番号:2014009)にある資料を
市内図書館から取寄せ。
○397.21『日本海軍史 第5巻』海軍歴史保存会 1995
P.32~第四章 任用・進級
P.34~海軍武官の階級(P.34に昭和16年6月1日現在、P.38に昭和17年11月1日改正施行の階級表)
P.42~第三節 海軍兵の職階(P.42に昭和16年6月1日現在、P.43に昭和17年11月1日現在施行)
- 事前調査事項
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五木寛之の本などに軍曹や兵卒など下の階級の人たちがたくさん出てくるが、
自分の知り合いには尉官より下の階級だった人はいないので知りたい。
自分の知識では、大卒の人はまず少尉になり、そのあと中尉・大尉、
その次が少佐・中佐・大佐、その次が少将・中将・大将で一番上が元帥。
- NDC
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- 国防史.事情.軍事史.事情 (392 10版)
- 陸軍 (396)
- 海軍 (397)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000307663