◎当館OPAC、タイトルで、音楽、メディアで掛け合わせフレーズ検索
(2014.2.3現在 49件ヒット)
49件を概観し、録音資料や楽譜には、求める資料のないことを確認、
和書と洋書だけにして再検索(→44件に減る)
詳細表示を開けて、必要な文献か利用者に確認してもらう。
その後、
◆google で 音楽 メディア で 検索
更に、 国立音楽大学附属図書館 を 入力し、検索
以下のデータを発見(2014.2.3現在)
*テーマ展示 2013年11月12日~12月14日 音楽・人・メディア ―変わりゆく音楽の価値―
http://www.lib.kunitachi.ac.jp/tenji/2013/tenji1311.pdf *〔2007/11/14 - 戦争と音楽〕
http://www.lib.kunitachi.ac.jp/tenji/2007/tenji0711.pdf 特に、「メディアと音楽 3」
◆上記、テーマ展示PDFに収載されている文献を見ると、
このテーマに対する検索が単に「音楽」「メディア」の掛け合わせフレーズ検索だけでは
済まないことを思い知らされた。
やはり利用者の方が音楽とメディアについて、どのようなイメージをもち、更に各論としては
どのような点を本当は求めているかによって、検索語も多様に提案する必要があったと思われた。
たとえば、それは、オーディオであったり、レコード、CD、ビデオ、DVD等であったり、
ラジオ、テレビ、インターネット等だったりすると推測されるのだが…?その際、「音楽」と
いう語を省いてみたり、他の検索語に置き換えてみたりする必要もあっただろうと思われた。
◆上記の点は、その後行った、GeNiiの検索でますますその感を深めた。「音楽」「メディア」の
検索では、1362件もあり(2014.2.26現在 CiNii)、概観すら困難であった。これに、「YouTube」
を加えたところ、ヒット件数は、2件に激減し、「YouTube」「音楽」検索では7件のヒットが
あり、興味深い論文が含まれていた。一方、WebcatPlusの検索数の差はもっと顕著で、「音楽」
「メディア」の検索数は2508件(2014.2.26現在)、「音楽」「メディア」「YouTube」は7件、
「YouTube」「音楽」は33件であり、有用な図書についての情報を得ることができた。それらは、
いずれも「音楽」「メディア」の検索には含まれないものか、含まれても埋没して発見しにく
いものと推測された。「音楽」「メディア」の領域においては検索語を柔軟に多用する必要性が
あることを物語る事象と思われる。