レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/9/17
- 登録日時
- 2023/12/26 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:34
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-001111
- 質問
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解決
【式子内親王の和歌の解釈について】 新古今和歌集に掲載の和歌について
・式子内親王 の読みは「ショクシナイシンノウ」でよいか。
・山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水 という和歌の、「松の戸」の解釈を知りたい。
- 回答
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○『式子内親王』奥野陽子/著 ミネルヴァ書房 2018.6(113660262)p.8-10 名について によると、ショクシ、シキシ、ノリコの3通りの読みがあるが、歌人としての式子の古来の言いならわしは「ショクシ」である。
○『新古今和歌集全注釈 1』久保田淳/著 角川学芸出版 2011.10(113265534)p.47-48に、この和歌の解釈が掲載されている。
歌意 山が深いので春が訪れたともわからない庵の松の戸に、とぎれとぎれに懸かる玉のような雪解の水。
○松の戸 松で作った山家の戸。「松の枝を集めて作った粗末な戸」「松の枝折戸で庵のさま。「松」と「待つ」と掛詞」など、種々の解釈が記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 文学 (9 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000343994