レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/8/30
- 登録日時
- 2023/12/26 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:34
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-001106
- 質問
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解決
【大坂の梵鐘について】 『大阪市史 第5』p.13-28に収録されている「大阪三郷町中御取立承傳記」に「摂州大坂町中鐘」の「鐘銘」が掲載されている。この中に書かれている「藤原家次」について解説した資料はないか。
- 回答
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「摂州大坂町中鐘」の「鐘銘」は『大阪市史 第5』(129073732)p.25-26に原文が、p.26-27に解説文が掲載されている。
藤原家次についてはp.26、p.27に「冶工藤原家次」と書かれており、鋳物師(金工職人)と思われる。p.18、p.28に「鋳物師宗左衛門」の記載があり、この人物の先祖がこの鐘を鋳造したと主張していることが書かれている。
レファレンス協同データベースに「大坂町中時報鐘」についての事例あり。
「大坂の町に時を知らせた「大坂町中時報鐘」について、鐘が鋳造された由来などのエピソードが知りたい。」(大阪府立中之島図書館)(2023年8月30日 最終閲覧)
【URL】https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000279690
この中で紹介されている『日本の梵鐘』(113696603)p.213に、藤原家次は大坂の鋳物師、堀(堀野)家の初現の人で、大阪府庁舎の屋上に懸る「大坂町中鐘」を寛永11年に鋳造したこと、寛永16年大阪市平野杭全神社鐘に「冶工堀宗左衛門家次」と記されていることが書かれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000343990